CAREER AND EMPLOYMENT

夢をかなえた先輩からのメッセージ

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管理栄養士

坂井 友香さん

国立病院機構 九州がんセンター 栄養管理室 勤務 [2020年度 健康栄養学科 卒業]

美味しさと栄養は誰かの人生を変えるきっかけになる。

自分が成長できる環境で働きたいと思い、研修制度がしっかりしており、転勤でさまざまな施設を経験できる国立病院機構を選びました。入院患者さんにとって食事は療養の一部であり、楽しみの1つでもあります。ですから、少しでも「美味しい」「楽しみ」と思っていただけるよう献立作成や食事調整等に力を入れています。「食べられるようになった」「毎日美味しい食事をありがとう」という言葉はとても嬉しいです。自分がしたことが少しでも相手の役に立ち、変化のきっかけになっていると感じられることにやりがいを感じています。

健康栄養学科

すべての人が住みやすい街づくりのためにまずは自分から動く。

誰もが住みやすい街づくりのために率先して動ける環境に身を置きたくて、公務員を志望しました。現在は統計調査(人口動態調査等)の審査や公表作業などを担当。行政が講じるさまざまな対策は、統計情報をもとに考えられるため、仕事への重圧は感じますが、佐賀県が良くなるための一役を担う魅力的な業務でもあります。西九州大学で福祉だけでなく情報処理も学べたことが、今の仕事に活かせています。精神保健福祉士、社会福祉士の資格も取得しているので、今後はケースワーカーなど資格を活かせる業務にも携わってみたいです。

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保健体育教員

西山 有紀さん

佐賀県立太良高等学校 勤務 [2017年度 スポーツ健康福祉学科 卒業]

共に楽しみ、共に悩む、生徒に寄り添える教員でありたい。

保健体育の授業では生徒たちの安全に気を配りつつ、どうすれば「楽しみながら学べるか」を試行錯誤しながら考えています。生徒会活動の補助や部活動指導、クラスの副担任など、いくつもの接点で生徒と関わりながら、悩みを一緒に解決したり、新しい刺激をもらえたり、私自身も成長の機会を与えてもらっています。

スポーツ健康福祉学科

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理学療法士

古賀 広志郎さん

佐賀県医療センター好生館 勤務 [2013年度 リハビリテーション学科 理学療法了学専攻卒業]

人生をより豊かにする手助けができる仕事。

急性期病院で骨折の手術直後や脳血管疾患の発症後のリハビリテーションを行っています。前の病院で歩けないと診断されていた患者さんを担当しましたが、1人で歩いて家に帰れるまでに回復され、今でも外来で会うたびに笑顔で話しかけてくださるのが嬉しいです。この仕事はけがや病気の回復だけでなく、その人の人生を豊かにする手助けもできることを再認識できました。

リハビリテーション学科 理学療法学専攻

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作業療法士

阿比留 拓朗さん

療育医療センター若楠療育園 リハビリテーション課 勤務 [2020年度 リハビリテーション学科 作業療法学専攻卒業]

楽しい遊びの積み重ねが発達へのステップに。

子どもたちに遊びをとおした作業療法を行ううちに、徐々にできることや笑顔が増えてきました。ご家族から「自分からいろんなことに挑戦するようになってきた」という言葉をいただき、嬉しかったです。子どもたちが成功体験を重ね、自尊心を高められるよう、私自身も楽しみながら支援するよう心がけています。これからもリハビリテーション・小児発達分野についてさらに知識を深め、発達に困りごとを抱えているお子さんやそのご家族の気持ちに寄り添いながら、サポートしていきたいです。

リハビリテーション学科 作業療法学専攻

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小学校教諭

田中 杜司さん

新宮町立新宮東小学校 勤務 [2018年度 子ども学科 卒業]

自分らしさを考え、生きる力を身につける成長の過程に携わりたい。

新任1年目に4年生の担任になりました。西九州大学で実習やボランティアをとおして知識や楽しむ心を養えたことや、教職課程で授業に応用できるアイデアを吸収できたことが仕事の役に立ちました。4年・5年・6年ともち上がり、体も心も成長する子どもの姿を見守ることができ、2022年3月、初めての卒業生を送り出しました。泣きながら「このクラスで良かった」と言っている姿に感動。子どもが「自分らしさ」について学び、それぞれの人生を生きるための力を身につける大切な時期に携われる仕事にやりがいを感じています。

子ども学科

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児童指導員

甲斐 千晃さん

社会福祉法人 風と虹 筑後いずみ園 勤務 [2019年度 心理カウンセリング学科 卒業]

経験値と価値観を源に子どもの心に寄り添って。

筑後いずみ園では小学生から高校生までの子どもたちが暮らしています。そっぽを向いてなかなか心を開いてくれない子どもでも、日々向き合い続けていくと、少しずつその理由を説明してくれるようになるなど、関係構築を実感できると嬉しくなります。心理劇など西九州大学で学んだことが実際の業務で用いられることもあり、学びと現場のつながりを感じています。ぜひ学生のうちに、興味があることややってみたいことに積極的にチャレンジしてみてください。身につけた経験値や価値観が、子どもと向き合うときの源になると思います。

心理カウンセリング学科

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看護師資格をもった養護教諭

小野 裕花さん

熊本県 苓北町立都呂々小学校 勤務 [2021年度 看護学科 卒業]

思春期の子どもの成長や夢の実現を見守りたい。

思春期に多くの先生方に支えられて成長できた自分の経験や、教育実習で子どもの悩み相談にのったり保健室対応をしたりする中で、養護教諭になるという意志が固まりました。ボランティア活動や実習で身につけたコミュニケーション能力や適応力、積極性などを強みに、採用試験に臨みました。多感な時期にある子どもの成長を見守り、彼らの夢や希望を応援していきたいと思います。

看護学科