CAREER AND EMPLOYMENT

夢をかなえた先輩からのメッセージ

MESSAGE

管理栄養士

才津 若菜さん

国立病院機構 肥前精神医療センター 勤務
※所属先は2025年2月現在
[長崎県立五島高等学校 出身]

患者さんのおいしい笑顔が私の喜び

1年次に国立病院機構に勤務する卒業生の話を聞いたことがきっかけで、病院栄養士をめざすようになりました。現在は精神科単科病院で、献立作成や給食業務、栄養指導、糖尿病教室を担当しています。摂食障害の患者さんの食事指導では、少しずつ食べられるものが増えていく過程を見られることにやりがいを感じています。大学で地域の特産品を使ったメニュー開発や栄養教室の企画を経験できたことが、今の仕事に役立っています。

健康栄養学科

一人ひとりの生活と命を守るために

救護施設で利用者さんの自立に向けた生活や就労の支援をしています。整理整頓が難しいお家で生活されていた利用者さんを担当した際、施設入所後に安心された様子を見て、生活基盤の大切さを痛感。さまざまな年齢や背景を持つ方と関わり、多様な価値観に触れることに刺激を受けています。学生時代の被災地支援ボランティアで培った対人コミュニケーションや、コロナ禍での実習で一人ひとりの命を守る重要性を学べたことが仕事に活かせています。

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中学校教諭

草場 志穂さん

佐賀県公立中学校 勤務 [佐賀県立武雄高等学校 出身]

「できない」が「できる!」になる喜び

中学校や高校の先生に憧れて、教師を志望するようになりました。大学時代に保健体育科教育法で教科指導を学べたのはもちろんのこと、教育実習でさまざまな視点をもつ大切さを実感できたことが今の仕事に役立っています。特に印象に残っているのは、体育が苦手な生徒が「楽しくて頑張れた」と書いてくれたこと。子どもたちの成長を間近で感じられ、「できない」ことが「できる」ようになる喜びを一緒に味わえることにやりがいを感じています。

スポーツ健康福祉学科

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理学療法士

中村 明日香さん

啓心会病院 勤務 [佐賀県 龍谷高等学校 出身]

身体と心に寄り添うリハビリテーションを

現在は総合病院の回復期病棟に勤務し、患者さんが元の生活に戻れるよう運動療法、住宅改修、家族指導などを行なっています。一人の方を長く担当するので信頼関係も深まり、心に寄り添ったリハビリテーションができるのは回復期ならではのこと。順調に回復する過程を見られることに、やりがいを感じます。卒業後も西九州大学で行われる勉強会に参加しています。先輩や同期、先生方の発表を見ると、さらに学ぼうという意欲が高まります。

リハビリテーション学科 理学療法学専攻

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作業療法士

吉瀬 陽さん

社会医療法人 雪の聖母会 聖マリア病院 勤務 [福岡県 誠修高等学校 出身]

作業療法士は創造性あふれる魅力的な仕事

3年次の地域活動をとおして、多様な背景を持つ方々と協力しながら課題を解決する力や、柔軟な対応力を身につけることができました。それが患者さんのニーズを的確に把握し、信頼関係を築く基盤となり、仕事に活かせています。その方の興味や目標に応じてさまざまな作業を設計してリハビリテーションを行うのが私の役割。画一的な治療ではなく、常に新しいアプローチを模索できる創造性のある仕事に魅力を感じています。

リハビリテーション学科 作業療法学専攻

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小学校教諭

岩佐 理子さん

長崎県公立小学校 勤務 [長崎県立猶興館高等学校 出身]

子どもにかかわる覚悟とやりがいを感じて

在学中からインターンシップや実習をとおして子どもと接する機会に恵まれ、学校現場の状況や教員の仕事への理解を深めることができました。実際に子どもたちの前に立たせていただいたことで、教員になりたいという「夢」を「確信」に変えることもできました。今は6年生の担任を務め、毎日子どもたちに元気と勇気をもらっています。彼らの頑張りを間近で見て感じ取ることができ、成長過程に携われることにやりがいを感じています。

子ども学科

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児童指導員

吉岡 瑠菜さん

社会福祉法人 風と虹 筑後いずみ園 勤務 [佐賀県立小城高等学校 出身]

その子のペースに合わせた成長を支援したい

1・2年次に子どもの発達や愛着について学んだ経験が、私の志望職種の決定に大きく影響しました。4年次の施設見学実習では、現場だからこそ知ることができるさまざまな工夫を目の当たりにし、子どもを支援する仕事を具体的にイメージすることができました。今は入所している児童の対応や生活の支援をしていますが、子どもが伝えてくれる言葉から得られるたくさんの気づきが、自分の成長にもつながっていると実感しています。

心理カウンセリング学科

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看護師

納富 裕希菜さん

佐賀大学医学部附属病院 勤務 [佐賀県立神埼清明高等学校 出身]

医療現場に即した学びが役立っています

関連職種連携の授業でソーシャルワーカーやリハビリテーション職をめざす学生とグループワークを経験し、他職種の視点を知ることができました。現在は神経難病や脳卒中の患者さんが多い病棟で勤務していますが、患者さんの社会復帰や療養生活について多職種で話す機会が多く、学生時代の経験を活かして積極的に関わりをもつよう心がけています。在宅実習や家族看護の授業での学びも、退院を見据えた看護や家族のケアに役立っています。

看護学科