看護学専攻

看護学専攻の学び

地域の他職種と協働し、さまざまな健康状態にある人を
包括的・継続的に支援できる人材を育成。

生活支援科学のコンセプトをもとに、さまざまな健康状態にある人々の健康課題に対し、その生活を総合的・継続的にとらえ、他の生活支援の学問領域とも協働して、包括的な支援ができる人材の育成を目指しています。
各専門領域の支援内容について理解を深め、地域の他職種と協働できる専門職業人としての力を涵養します。また地域社会で生活する対象者を支える家族への支援に対する概念・諸理論、薬理学やリハビリテーションの知識を駆使し、教育的な関りができる看護実践者を養成することを、教育理念・目標としています。

修士課程:定員5名

職種例

看護系教員・研究者、病院等の医療機関、保健医療福祉職員、行政機関職員

想定される進路

大学・短大、専門学校等の教育機関、保健医療福祉施設、保健医療福祉行政機関など

学びのポイント

  • POINT01

    豊富な設備で研究能力を修得
    看護学の基礎となる理論や研究が学べます。基礎分野は11科目あり、看護研究Ⅰ・Ⅱは必修ですが、あとは自ら目指す目標に向けて選択し、学びを深めていくことができます。
  • POINT02

    最新の動向に合わせた科目
    特別研究では修士論文を作成していきます。小城キャンパスでは大学院生の学習室があり、統計ソフトが使用できるパソコンが整備されています。また近くに図書館があり、研究しやすい環境が整っています。

Message from Professor

新たな知見を得て、看護学を探究する

看護学専攻は、小城キャンパスで昼夜開講し、長期履修制度も利用できるため、就業しながら修士(看護学)の学位を取得し、キャリアアップできます。研究は時に苦しみもありますが、新しい知見が得られた時には喜びや感動をもたらしてくれます。私たち教員は皆さんと共に看護学を探究し、豊かな人間性、倫理観を持った看護専門職の養成を目指しています。 看護学専攻 白田久美子 専攻長

教育課程編成方針

地域で生活する人々の生活を支援するために、専門性の高い看護実践、看護教育・研究に必要な能力及び研究能力を修得できるように適切な科目を配置しています。
  • 生活支援科学研究科の他専攻の学生とともに学んで生活支援科学を俯瞰的にとらえる「共通科目」である生活支援科学特論(必修)を配置しています。また、保健医療福祉連携特論・展開分野の各専門科目を配置しています。
  • 看護学の基盤となる理論や研究に関わる知識を教授する「基礎分野」に11 科目を配置し、そのうち2 科目(看護学研究Ⅰ・Ⅱ)を必修としています。
  • 地域、在宅、病院又は看護教育の場において活躍する、高度な実践力及び研究の基礎的能力を備えた看護専門職者を育成する「展開分野」を配置しています。展開分野には「生活支援看護学領域(地域在宅看護学、老年看護学)」と「実践看護学領域(基盤看護学、療養支援看護学)」を区分し、それぞれの科目群において看護学特論、看護学援助特論、看護学演習の3 科目、計12 科目を配置しています。
  • 「展開分野」の教育方法は、各科目のシラバス中に共通科目・基礎分野で教授した内容を意図的に取り込み、学生が主体的に研究課題を志向できるように各専門領域に特論、援助特論、演習を一連の流れで配置しています。
  • 入学当初から看護学に関する研究テーマを探求し、研究の計画、実施、論文作成が行えるように「研究演習」として特別研究(必修)を配置し、研究能力を培うように設定しています。
  

大学院TOPへ

  

学部・大学院一覧へ