臨床心理学専攻 博士前期課程

臨床心理学専攻の学び

心の援助者として、幼児から高齢者に至るまでの
臨床実践ができる人間性豊かな高度専門職を養成。

本専攻の学びは、現代社会における心の専門家である「公認心理師」と「臨床心理士」両者を養成するために特化されています。本専攻では、臨床心理学の理論と専門的知識を学習するとともに、深い人間理解に基づいた実践的技能と高い倫理観を養い、心の援助者として幼児から高齢者に至るまでの臨床実践ができる人間性豊かな高度専門職を養成します。なお、附属施設として臨床心理相談センターを有しています。

公認心理師と臨床心理士の2つの受験資格を得られる科目を設置しています。
本専攻は公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会の第1種指定大学院に認可されています。

博士前期課程:定員5名

職種例

小学校、中学校、高等学校におけるスクールカウンセラー、医療機関(小児科・精神科等)における心理職、児童相談所、法務省関係、福祉施設における心理職 など

想定される進路

教育機関、医療保健施設、児童養護施設、福祉行政 など

理念

西九州大学大学院生活支援科学研究科臨床心理学専攻は、生活支援科学研究科の「人間の健康と福祉」という理念・目的に基づき、人間の「こころの健康」に関わる諸課題に取り組むことができる、教育・医療・福祉分野で実践力を備えた高度な職業人および豊かな学識と研究能力を備えた臨床心理学の専門家養成を目的とします。 なお、西九州大学大学院生活支援科学研究科臨床心理学専攻は、公認心理師と臨床心理士の2つの受験資格を取得できるカリキュラムを配置し、臨床心理士養成に関しては、(財)日本臨床心理士資格認定協会の第1種指定大学院として指定を受けています。

学びのポイント

  • POINT01

    臨床心理相談センターを併設
    本専攻では、臨床心理相談センターを併設しております。そこでは、一般の人たちに心理療法を提供しています。同時に、当センターで大学院生の実践訓練を行っています。
  • POINT02

    表現療法を中心とした学び
    表現療法(箱庭療法、描画療法、コラージュ療法、心理劇、回想法等)を中心にして心理療法や心理的アセスメントに精通し、心には成長可能性があることを学んでいきます。

Message from Professor

心に寄り添うプロフェッショナルを育成

人間は様々な悩みを乗り越えながら成長します。しかし、時に、その悩みが苦しみや痛みに発展し、生きにくさを抱えることもあります。そんな苦しみや痛みに、そして生きにくくさせている悩みにしっかりと寄り添い、これを乗り越えるお手伝いのできる臨床心理学のプロフェッショナルを本専攻では育成します。 臨床心理学専攻 専攻長・教授 岡嶋一郎

教育課程編成方針

本専攻では、高い倫理観と豊かな人間理解と支援のための
高度な学識と実践力、さらに臨床実践研究のための能力を備えた「心の相談・支援の専門家」として活躍できる人材を養成するために、
「共通」、「基礎分野」、「展開分野」、「研究演習」の4分野からなる教育課程を編成しています。

公認心理師の受験資格を得るために必要な科目、および臨床心理士受験資格取得の要件となる必修科目と選択科目を
「基礎分野」と「展開分野」に配置しています。
なお、本専攻は、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会の第1種指定大学院に認可されています。

臨床心理相談センター

学内実習施設として臨床心理相談センターを備えています。

Message

お忙しい中お立ち寄りいただきまして本当にありがとうございます。
どうぞごゆっくり。

大学院生活支援科学研究科 臨床心理学専攻では、国家資格である公認心理師受験資格を得ることができるカリキュラムを配置しております。また、平成20年4月、財団法人日本臨床心理士資格認定協会から、臨床心理士指定大学院第1種への指定移行が認められました。 第1種指定大学院になったことで、本大学院修士課程臨床心理学専攻修了後直ちに臨床心理士の受験資格が得られることになります。 この大学院指定制は、心の専門家としての一定水準以上の基本的な知識と技能を担保するため、臨床心理士の教育、養成システムの整備を図る目的で定められております。本学では、実習の場として「西九州大学臨床心理相談センター」を開設し教育・臨床活動の充実を図ってきました。臨床心理学の知識や技術を用いて心理的問題を取り扱う「心の専門家」養成を目指し、今後も充実した院生教育を実践してまいります。

  

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