当日は本学で第45回ひのくま祭が開催されていたこともあり、大学の学園祭を初めて体験した訪問団は、ステージでの出し物や模擬店の様子を興味深げに見学されました。
　その後、場所を新三号館大会議室に移し、本学やハナム省の状況についての情報交換をしました。現在ベトナムでは経済規模拡大に伴い、首都ハノイにある大学の一部を他の省へ移転を進めており、その一環としてハナム省も13の大学建設を計画しているとの事でした。その計画の中で、教室等のスペースが確保できるので、本学と共同で日本語クラスを開設し、日本語や日本の文化を現地の学生たちに伝える事が出来ないかとの話が出ました。また、本学の強みの一つである介護分野で省内の大学等と協力を望むとのことでした。
　本学は国際化を図る上で、アジア各国との交流には特に重点を置いていますので、今回のハナム省との交流を機に、現地大学との提携を模索していきたいと思います。
　多忙なスケジュールの中、大変短い時間ではありましたが、今後の相互の交流へとつながる協議がなされました。