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3つのポリシー

健康栄養学部 健康栄養学科[2023年度]

ディプロマ・ポリシー〈学位授与方針〉

大学設置基準に基づき、本学が定める履修要件に沿って124単位以上を修得し、以下の観点別能力を身につけた者に卒業を認定し、学位を授与する。

Ⅰ【主体的・自立的に行動できる確かな人間力】(態度・志向性)
  • 医療・福祉に関わる専門職としての倫理観を持ち主体的に考え取り組むことができる。
  • 食生活と健康との関係や環境や社会に関心を持つことができる。
  • 他者と協調性を持つことができる。
Ⅱ【専門職業人としての汎用的能力】(技能・表現)
  • 管理栄養士が栄養ケアマネジメントを行うために必要となる基本的技術を身につける。
  • 文書作成とプレゼンテーションができる。
Ⅲ【教養ある専門職業人としての基礎力】(知識・理解)
  • 社会生活と健康、人体の構造と機能、食品と衛生、栄養と健康についての基本となる知識と理解を身につける。
  • 管理栄養士が栄養ケアマネジメントを行うために必要となる知識を身につける。
Ⅳ【地域生活を支援し、創造する力】(行動・経験・創造的思考力)
  • 専門的知識と技術を統合し、課題の発見と解決に向けての行動力を身につける。
  • 多職種と連携し、栄養ケアマネジメントを実践する力を身につける。
  • 管理栄養士として地域に貢献できる実践力を身につける。
カリキュラム・ポリシー〈教育課程方針〉
  • カリキュラムの根幹は、専門基礎分野と専門分野の2分野から構成される。専門基礎分野には、専門分野を理解するための基礎科目として、社会と健康、人体の構造と機能及び疾病の成り立ち、食べ物と健康の分野からなる。専門分野としては、基礎栄養学と応用栄養学をベースにして、栄養士業務の基本となる栄養教育論、さらに管理栄養士の活躍分野から分類した臨床栄養学、公衆栄養学、給食経営管理論からなる。
  • 2年、3年次には、栄養ケア活動の実践において地域住民にアプローチできるようにすることを目指す。そのために、「健栄ゼミ(基礎1)」「健栄ゼミ(基礎2)」および「健栄ゼミ(展開)」を個々の科目で学修した知識を統合的に発揮できる能力を養える科目として設置する。
  • 3年次後期から4年次にかけては、その実践を評価し見直す力を養うための卒業研究ゼミナールⅠ、卒業研究ゼミナールⅡ、卒業研究、卒業演習を設定する。
  • 4年次前・後期に、「キャリアアップ演習Ⅰ」「キャリアアップ演習Ⅱ」を配置して、職業人としての能力の向上を目指す。
  • 以上のような基本方針に基づき、管理栄養士国家試験受験資格や栄養教諭免許、その他の資格が取得できる基礎から応用まで様々な専門科目群を準備している。
  • これらが単なる知識や技術の修得だけに終わらぬよう、実践力を養うための臨地実習などが組み込まれている。
アドミッション・ポリシー〈入学者選抜方針〉

健康栄養学部健康栄養学科では、食を通じた健康づくりと疾病の予防や治療に情熱をもって取り組む管理栄養士の育成を目的とし、次のような意欲、能力、適性をもった学生を受け入れることを基本方針とする。

  1. 1食を通じて、世のため、人の役に立ちたいと考えている人
  2. 2人が好きで、相手の立場を思いやることができ、協調性のある人
  3. 3大学教育の修得に必要な基礎学力を備えている人
  4. 4専門職としての責任を自覚し、生涯学習する意欲のある人

人体の構造と機能の理解をした上で、健康や疾病と食事との関係を知り、その人に必要な料理をおいしく提供したいという思いをもっている学生を受け入れたいと考えている。本学科への入学を希望する学生は、高等学校において基本とされる教科について高等学校卒業相当の知識を有していること、理科では「化学基礎・生物基礎・化学・生物」のうち1科目以上を履修していることが望ましい。また、課外活動やボランティアなどに積極的に取り組む姿勢も大切である。

大学設置基準にもとづき、本学が定める履修要件に沿って124単位以上を修得し、以下の観点別能力を身につけた者に卒業を認定し、学位を授与する。

社会福祉学科では、将来、社会福祉施設や医療機関などで活躍する専門職や福祉的人間力を備えて社会の幅広い分野で活躍できる人材の育成を目的とし、次のような能力、意欲、適性をもった学生を受け入れることを基本方針とする。

  1. 自分を成長させ、人の役に立ちたいという意欲のある人
  2. 人や地域社会に興味を持っている人
  3. 世の中の出来事に関心を持っている人
  4. 社会福祉の仕組みやあり方を学習するために必要となる基礎学力がある人

以上のような基本方針に基づき、本学科では社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、教員などを養成するための専門科目群を準備している。多様な専門性に開かれている本学科への入学を希望する人は、高等学校におけるさまざまな学習を積極的に取り組んでおくことを望む。教科の中では特に、心情豊かに伝えあうコミュニケーション力を養う「国語」、現代の社会について主体的に考え、人間としての在り方や生き方について学ぶ「公民」、思考力を伸ばし、日常の生活に必要な知識と技術を習得させる「家庭(福祉領域)」の内容に興味を持って学習していることを期待する。また、保健体育、芸術や課外活動などにも積極的に取り組み、協調性や自主性を培おうとする姿勢も大切である。

健康福祉学部 スポーツ健康福祉学科[2023年度]

ディプロマ・ポリシー〈学位授与方針〉

大学設置基準にもとづき、本学が定める履修要件に沿って124単位以上を修得し、以下の観点別能力を身につけた者に卒業を認定し、学位を授与する。

Ⅰ【【主体的・自立的に行動できる確かな人間力】(態度・志向性)
  • 人間の健康生活、社会問題などに関心を持ち、主体的・自立的に学び続けることができる。
  • 学習の成果を自らの生活に還元するとともに他者と協調し、地域社会に還元しようとする意欲を持っている。
  • 健全な人間観、社会観を持ち、人々の健康な生活の発展に貢献することができる。
Ⅱ【専門職業人としての汎用的能力】(技能・表現)
  • 身につけた健康・スポーツ、福祉、教育に関する基礎知識を活用して運動技能や表現力を高めることができる。
  • 身につけたコミュニケーション力や IT操作力を活用して他者と円滑に連携することができる。
  • 課題解決に必要な情報を収集し、分析・整理して、その結果を他者に適切に表現できる。
Ⅲ【教養ある専門職業人としての基礎力】(知識・理解)
  • 専門職業人として、健康・スポーツ、福祉、教育に関する基礎知識を身につけている。
  • 健康で文化的な生活を営むために必要な基礎知識を身につけ、更新していくことができる。
  • 健康・スポーツ、福祉、教育に関する学際的、総合的基礎知識を身につけ、すべての人々に支援する方法を理解している。
Ⅳ【地域生活を支援し、創造する力】(行動・経験・創造的思考力)
  • 心身の健康維持・増進に関する課題を把握し、その解決策を提案することができる。
  • 地域の健康維持・増進に関する課題に対して、実践を通して貢献できる力を身につける。
  • 他者と協調して課題解決に必要な情報を収集・分析・整理・創造し、その結果を活用して地域生活を支援することができる。
カリキュラム・ポリシー〈教育課程方針〉
  • 身体運動のメカニズムを理解するため、運動学、生理学、機能解剖学、スポーツ医学などを配置する。
  • 身体運動を科学的に計測、評価、分析するための手法を学ぶために、運動負荷試験、測定評価などを配置する。
  • 健康スポーツを実践する専門職として必要な基礎知識を修得するために、生涯スポーツ論、健康体力づくり論、レクリエーション支援論などを配置する。
  • 健康スポーツを実践する専門職として必要な支援技能を修得するために、運動方法学演習、レクリエーション支援演習などを配置する。
  • 競技スポーツを指導・支援する専門職として必要な知識と技能を習得するために、スポーツ心理学、トレーニング論、コーチング学、コンディショ二ング演習、スポーツ指導法演習などを配置する。
  • 高齢者や子ども、障害のある人たちの健康スポーツを実践する専門職として必要な基礎知識を修得するために、アダプテッド・スポーツ論、高齢者の健康と運動、子どもの運動とスポーツなどを配置する。
  • 全ての人々の多様な生活支援方法を理解するために、地域スポーツ支援論、スポーツ文化論、ユニバーサルデザインなどを配置する。
  • 保健体育の教員として必要な知識を修得するために、教育原論、保健体育科教育法、教職実践演習などを配置する。
アドミッション・ポリシー〈入学者選抜方針〉

スポーツ健康福祉学科では、ユニバーサル社会に対する理解と知識を持ち、すべての人に健康運動やスポーツ、レクリエーションを活用して総合的な健康を支援し、豊かな生活の構築に貢献できる人材を養成することを目的として、次のような意欲、能力、適性をもった学生を受け入れることを基本方針とする。

  1. 1スポーツやレクリエーション活動などの身体運動と福祉に興味や関心を持つ人
  2. 2身体運動を通して人々の健康生活を支援することで社会に貢献したいという意欲がある人
  3. 3優しい人間観と健全な社会観をもっている人
  4. 4何ごとにも熱意と主体性をもって取り組もうとする人

以上のような基本方針に基づき、スポーツ健康福祉学科では、健康運動指導士、健康運動実践指導者、パラスポーツ指導者、スポーツ・レクリエーション指導者、トレーニング指導者、公認スポーツ指導者等、人々の健康生活を支援するための資格や、中学校および高等学校教諭一種免許(保健体育)を取得するための専門科目群を準備している。したがって、コミュニケーションに必要とされる幅広い教養と、何ごとにも主体的に取組む姿勢を身に付けていることが期待される。教科の中では特に、コミュニケーションの基本となる「国語」、人間社会の在り方を学ぶ「公民」、心と身体の健康づくりについて学ぶ「保健体育」、自然界のしくみを学ぶ「理科」などを学習していることが望まれる。

リハビリテーション学部 リハビリテーション学科[2023年度]

ディプロマ・ポリシー〈学位授与方針〉

大学設置基準にもとづき、本学が定める履修要件に沿って理学療法学専攻125単位、作業療法学専攻124単位以上を修得し、以下の観点別能力を身につけた者に卒業を認定し、学位を授与する。

Ⅰ【主体的・自立的に行動できる確かな人間力】(態度・志向性)
  • 専門職業人として、人間性豊かで責任ある行動がとれる。
  • 対象者らと共感性をもって真摯な態度で接することができる。
  • 多種多様な文化や価値観に関心を持ち、人の生活と人権を考慮し、理学療法或いは作業療法の発展や向上をめざすことができる。
Ⅱ【専門職業人としての汎用的能力】(技能・表現)
  • コミュニケーション技法をもって他職種および地域社会と協業できる。
  • 課題解決に必要な情報を収集し、分析・整理して、専門的な対処行動を取ることができる。
  • 情報通信技術(ICT)を活用することができる基礎的能力を身に着け、根拠に基づく医療を実践できる。
Ⅲ【教養ある専門職業人としての基礎力】(知識・理解)
  • 人体の構造と機能及び障がいについて理解できる。
  • 理学療法或いは作業療法における専門職としての必要な評価・治療等に関する基礎知識を身に付けている。
  • 実践を通じて自己の課題を明確に、対象者の身になって他者を理解し、全人的・総合的かつ専門的な評価と実践の計画立案ができる。
Ⅳ【地域生活を支援し、創造する力】(行動・経験・創造的思考力)
  • 地域の課題を拾い上げ課題解決に取り組み、地域社会から多くを学ぶために必要な知識と方法を修得している。
  • 全ての人々の健康で文化的な生活を営むために必要な知識と方法を身に付けている。
  • 社会や自然の抱える諸問題を自ら発見し、論理的に分析・考察して、自らの見解を形成することができる。
カリキュラム・ポリシー〈教育課程方針〉
  • 人体の構造と機能及び疾病と障がいを理解するため、解剖学、生理学、運動学、内科学、整形外科学、精神医学、老年学などを配置する。
  • 専門職として必要な評価と治療などに関する基礎知識を修得するために、それぞれ理学療法または作業療法の評価学と治療学を配置する。
  • 全人的・総合的かつ専門的な評価と実践の計画を立案するため、領域別・疾患別理学療法学または作業療法学などを配置する。
  • 他職種および地域社会と協業できるコミュニケーション技能や専門的対処行動や支援技能を修得するため、人間関係論、領域別・疾患別理学療法学演習・実習または作業療法学演習・実習、臨床実習などを配置する。
  • 人の生活と人権を考慮し、多種多様な文化や価値観、地域社会の諸問題に関心を持つため、理学療法・作業療法管理学などを配置する。
アドミッション・ポリシー〈入学者選抜方針〉

リハビリテーション学科では、保健・医療・福祉チームの一員として対象者や地域・社会の多様なニーズに応え、地域の課題解決に向けて活躍できる理学療法士、作業療法士を育成することを目的とし、次のような意欲、能力、適性をもった学生を受け入れることを基本方針とする。

  1. 1理学療法士・作業療法士を目指す動機と意欲がある人
  2. 2大学教育の修得に必要な基礎学力を備えている人
  3. 3相手の立場に立ったコミュニケーションがとれる人
  4. 4物事を順序立てて論理的に考えることができる人

以上のような基本方針に基づき、人の生活と人権を尊重し、他者の立場で考えることのできる豊かな心とコミュニケーション能力をもち、保健・医療・福祉の専門職として、地域の課題に取り組み、地域の方々の豊かな生活実現に向けて貢献しようとする目的意識と情熱を持つ学生を積極的に受け入れる。
本学科への入学を希望する者は、高等学校において修得すべき教科を幅広くしっかりと勉強することが必要であり、中でも理科の科目を履修していることが望ましい。

子ども学部 子ども学科[2023年度]

ディプロマ・ポリシー〈学位授与方針〉

大学設置基準にもとづき、本学が定める履修要件に沿って124単位以上を修得し、以下の観点別能力を身につけた者に卒業を認定し、学位を授与する。

Ⅰ【主体的・自立的に行動できる確かな人間力】(態度・志向性)
  • 教育職、保育職の社会的使命と職業倫理について考えることができる。
  • 適切な記録と省察により自らの教育、保育を振り返ることの重要性を理解し、それに基づいて評価・改善することができる。
  • 子どもの興味・関心や言動の背景を理解し、子どもや保護者に共感的態度で接することができる。
Ⅱ【専門職業人としての汎用的能力】(技能・表現)
  • 教材・教具の工夫や指導計画立案、教材研究、ICTの利活用などの各教科、各領域の指導法を習得し実践することができる。
  • 言語・表現活動や特別の支援を必要とする子どもへの対応などについて、子どもの発達段階に応じた指導・援助ができる。
  • 習得した専門的知識・技能を活用し教育、保育現場の今日的ニーズに対応することができる。
Ⅲ【教養ある専門職業人としての基礎力】(知識・理解)
  • 子どもに関する総合的知識を基盤に教育、保育の役割と機能を理解している。
  • 子どもの発達過程および個々の発達段階や特性、個人差に応じた具体的な支援の方法を理解している。
  • 保育指針や教育・学習指導要領における各教科、各領域のねらいや内容、方法を理解し、総合的に指導することができる。
Ⅳ【地域生活を支援し、創造する力】(行動・経験・創造的思考力)
  • 生涯にわたり学び続ける姿勢を持つことができる。
  • 教育者、保育者として自ら課題を見つけ解決することができる。
  • 教育、保育において多様な他者との信頼関係を築くための働きかけを行うことができる。
カリキュラム・ポリシー〈教育課程方針〉
  • 人間の発達と教育のあり方を考究する教育学と幼児期の子どもの発達と支援のあり方を考究する保育学を中核に据えつつ、心理学、福祉学などの隣接諸科学の知見を応用することにより、子どもに関する学際的、総合的な科目を配置する。
  • 応用的知識および技術を習得するため、演習科目と体験学習科目を配置する。
  • 自律的学習態度と問題解決力を育成するため、ゼミナール形式の演習科目を配置する。
  • 子どもに対する複眼的な理解を深めるために、小学校教諭、幼稚園教諭、特別支援学校教諭及び保育士の免許・資格の取得が可能な教育課程を編成する。
アドミッション・ポリシー〈入学者選抜方針〉

子ども学科では、将来、幼稚園、小学校、特別支援学校の教員及び保育士など、子どもに関わる職業に就く人材を育成することを目標としており、次のような能力、意欲、適性をもった学生の受け入れを基本方針とする。

  1. 1子どもが好きで、将来何らかの形で子どもと接する職業に就きたいと考えている人
  2. 2知的好奇心が旺盛で、大学での学習や教員・保育士の採用試験に必要となる基礎学力がある人
  3. 3教育・保育の仕事を理解し、将来の目標に向かって自らを向上させようと努力する人
  4. 4子どもの教育・保育が将来の日本の発展に寄与することを自覚し、使命感、責任感がある人

以上のような基本方針に基づき、子ども学科では、幼稚園教諭一種免許状、小学校教諭一種免許状、特別支援学校教諭一種免許状及び保育士資格が取得できる専門科目群を準備している。また、単なる知識や技能の習得に終わらないよう、教育実習、保育実習をカリキュラムに配置している。入学後は、理論学習と体験学習を共に重視される。そのためには高等学校において基本とされる教科を幅広く勉強し、確かな学力として習得しておくことが極めて重要である。

子ども学部 心理カウンセリング学科[2023年度]

ディプロマ・ポリシー〈学位授与方針〉

大学設置基準にもとづき、本学が定める履修要件に沿って124単位以上を修得し、以下の観点別能力を身につけた者に卒業を認定し、学位を授与する。

Ⅰ【主体的・自立的に行動できる確かな人間力】(態度・志向性)
  • 心理専門職の社会的使命と職業倫理について理解している。
  • 人の心や行動、地域社会で生じる事象に関心が持てる。
  • 子どもや子どもを取り巻く人材に共感的態度を持って行動することができる。
Ⅱ【専門職業人としての汎用的能力】(技能・表現)
  • 専門職業人にふさわしいコミュニケーション技能(ICT活用技能を含む)を習得している。
  • 心理的諸問題に関心を示し、自らの見解を述べることができる。
  • 心理支援の現場で求められる専門的技能の基礎を身につけることができる。
Ⅲ【教養ある専門職業人としての基礎力】(知識・理解)
  • 心理学諸領域に関する基礎知識を習得している。
  • 臨床心理学の基礎理論、およびその各種技法について理解している。
  • 臨床心理学の近接諸領域に関する基礎知識を習得している。
Ⅳ【地域生活を支援し、創造する力】(行動・経験・創造的思考力)
  • 子どもの実情を把握し、心理的課題を推察することができる。
  • 心理的課題に目を向け、地域の現状に応じた支援体制について考えることができる。
  • 心理学の基礎知識を基に、地域支援に必要な行動力を身につけることができる。
カリキュラム・ポリシー〈教育課程方針〉
  • 心理学を基盤とした臨床心理学をカリキュラムの中核に据えつつ、その知識の応用により、医療、福祉、教育、産業、司法の各領域を含む地域社会との協働及び相互発展に寄与する、深く幅の広い学際的総合的な科目を配置する。特に以下の各点において特色ある教育課程を編成する。
  • 深い人格成長とコミュニティの支援に役立つ「表現療法(芸術療法)」に関する科目
  • 子どもや彼らを取り巻く人々の心と行動を理解するための「心理査定(心理アセスメント)」に関する科目
  • 子どもの発達や障がいに関する理解と支援に関する科目
  • 豊かな人間性と確かなコミュニケーション能力を育むための演習科目と体験学習科目
  • 地域社会に貢献する心理カウンセラーの資質を持った専門職者に必要とされる資格(公認心理師、認定心理士、社会福祉主事等)に関する科目
  • 入学から卒業まで、少人数のゼミと担当教員によるきめ細やかな指導を通して、学生による自主的な学習態度を育成するための、学生への個別的な学習支援及び少人数ゼミナール形式の演習科目
アドミッション・ポリシー〈入学者選抜方針〉

心理カウンセリング学科では、地域社会に貢献する心理カウンセラーの資質を持った専門職業人を養成することを目的に、次のような能力、意欲、適性をもった学生を受入れることを基本方針とする。

  1. 1子どもや彼らを取り巻く人たちへの心の支援にかかわる職業に就きたいと考えている人
  2. 2心理的支援を行うために必要な基礎学力がある人
  3. 3人の心や行動に関心がある人
  4. 4人とのコミュニケーションを深め、自らを向上させようと努力する人

以上のような基本的な考えに基づき、心理職(公認心理師受験資格(注1)、認定心理士申請資格、児童心理司任用資格、大学院へ進学して臨床心理士受験資格)や福祉職(社会福祉主事任用資格、児童福祉司任用資格(注2)、児童指導員任用資格)の資格を持つ専門職業人となるために必要な基礎的、専門的科目群の学修を通して、子どもをめぐる様々な問題に対応できる高度な資質と応用能力を持ち、さらに実践的で多彩な実習を通して、対人援助技法の習得や子どもや彼らを取り巻く人たちがより良く生きるための支援について実践できる学生を受け入れたいと考えている。

  • ※1 卒業後大学院を修了するか、2年以上特定施設で実務経験を行い受験できる資格
  • ※2 卒業後1年以上、特定業務を行い取得できる資格

看護学部 看護学科[2023年度]

ディプロマ・ポリシー〈学位授与方針〉

大学設置基準にもとづき、本学が定める履修要件に沿って126単位以上を修得し、以下の観点別能力を身につけた者に卒業を認定し、学位を授与する。

Ⅰ【主体的・自立的に行動できる確かな人間力】(態度・志向性)
  • 看護の対象となる人々の尊厳と権利を大切にし、尊重できる態度を身につけている。
  • 保健・医療・福祉・教育分野のチームの一員として主体的に活動でき、援助的関係をつくる姿勢を身につけている。
  • 生涯にわたり、学び続けていく姿勢と看護の発展や地域社会に貢献しようとする姿勢を身につけている。
Ⅱ【専門職業人としての汎用的能力】(技能・表現)
  • 対象となる人々や関連職種との信頼関係を築くためのコミュニケーション技能を身につけている。
  • 対象となる人々や家族・集団・地域の健康問題について、成長発達や個人・家族を踏まえて、コミュニケーション技術や ICTを活用して情報収集を行い、アセスメントできる。
  • 健康問題の解決に向け、科学的根拠に基づき、看護援助技術を適切に活用して、計画的に看護実践できる。
Ⅲ【教養ある専門職業人としての基礎力】(知識・理解)
  • ICT技術などを活用し、看護職として必要な共通教育科目、専門基礎科目、専門科目に関する基礎知識を修得している。
  • 健康で文化的な生活を営むために必要とされる健康の保持増進と疾病を予防する能力を身につけている。
  • ICTによる情報収集および地域社会とのコミュニケーションを通じて、社会の動向を踏まえて看護のあり方を創造し、地域社会から学ぶための知識と方法を修得している。
Ⅳ【地域生活を支援し、創造する力】(行動・経験・創造的思考力)
  • 地域の特性や社会資源に関する健康指標やデータから地域の課題と必要とされるケアを提案できる。
  • 保健・医療・福祉・教育分野における看護活動と看護ケアの発展について考えることができる。
  • 保健・医療・福祉・教育分野における多職種・チーム協働と連携を行う能力を身につけている。
カリキュラム・ポリシー〈教育課程方針〉
  • 高い実践力を修得していくために、臨床判断能力の基礎となるいのちの科学、健康支援と社会福祉のしくみを配置する。
  • 専門職として必要な看護学に関する基礎知識を修得するために、基盤看護学領域、看護実践学領域、看護統合学領域を配置する。
  • 臨床判断能力を身につけ、多職種及び地域社会と協働できる専門的な支援を修得するために、領域別の看護学演習・実習等を配置する。
  • 人々の生活と人権を考慮し、多種多様な文化や価値観、地域社会の諸問題に関心を持ち看護実践能力を高めるために、地域支援看護学群の科目を早期から卒業まで一連の流れで配置する。
アドミッション・ポリシー〈入学者選抜方針〉

看護学部では、対象となる人々が地域でその人らしく生きることを支える看護専門職を育成することを目的とし、次のような能力、意欲、適性をもった学生を受け入れることを基本方針とする。

  1. 1人間や健康およびそれを取り巻く地域社会に関心をもった思いやりのある人
  2. 2物事を探求する意欲があり、生涯にわたって学び続けたいと思う人
  3. 3将来、看護職として地域社会に貢献したいと考えている人
  4. 4大学教育に対応するために必要な基礎学力を備えている人

以上のような基本方針に基づき、人々の生活と人権を尊重し、相手の立場で考えることのできる豊かな心とコミュニケーション能力を持っている。また保健・医療・福祉の専門職として、地域の人々の健康問題に積極的に取り組み、地域に貢献しようとする意欲のある学生を積極的に受け入れる。

デジタル社会共創学環
(2024年4月開設)

ディプロマ・ポリシー〈学位授与方針〉

本学の建学の精神と教育理念・目標を踏まえ、次に示す資質・能力を身に付け、所定の単位を修得するとともにディプロマ・サプリメントを完成させた人物に学位を授与する。

  1. 1ダイバーシティに富んだ社会にあって、自らをコントロールし、他の人たちとも協働して主体的に学び、新しい課題に挑戦することができる人間力。
  2. 2情報の収集や分析の結果を、IT等を用いて的確に表現し、課題解決に向けた展望を具体的に示すことができる企画・提案力。
  3. 3深い人間理解と的確な社会理解をもとに、多様な価値を認め、共に生活する中で社会の発展に貢献することができる共生力。
  4. 4留学やインターンシップの経験で培ったグローカルな視野での探究をもとに、地域の発展に向けた課題解決に貢献する地域支援・共創力。
カリキュラム・ポリシー〈教育課程方針〉

本学環のディプロマ・ポリシーを達成するために必要な授業科目を開設し、ディプロマ・ポリシーで掲げられた資質・能力の修得に有効な形で授業科目を配置したカリキュラムを構築する。

  1. 1人と人を繋ぐコミュニケーション力育成のために心理学と社会学を基盤にしたカリキュラム編成を行う。
  2. 2課題解決力の着実な獲得のためにPBLや演習の科目を1年次から開設する。
  3. 3IT活用力の育成にあたっては実務家教員を登用し、社会での実践に備える。
  4. 4英語キャンプや留学を効果的に組み込み、英語能力の向上を図る。
  5. 5各授業ではアクティブラーニングを採用し、学生の主体的な学修を促す。
  6. 6学生がそれぞれの能力の伸長を計画的に行えるように、必修科目と選択科目を指定し、各学年に配置する。
  7. 7学生が自己の成長を感じるとともに不足を補う際の支援となる適切な評価を行う。
アドミッション・ポリシー〈入学者選抜方針〉

本学環では、ダイバーシティに富む未来社会が求めるリアルとバーチャルを調和させるIT活用力や人と人を繋ぐ高いコミュニケーション力を身に付けたいと強く希望し、次の事項を充たす人物の入学を許可する。

  1. 1高等学校の授業を履修し、求められる知識・技能を獲得していること。
  2. 2高等学校段階で身に付けるべき思考力・判断力を備え、意見等を適切に表現することができること。
  3. 3自己の向上に真摯に取り組むとともに、他の人たちと協働できる人間力を備えていること。