学部・学科からのお知らせ TOPICS
社会福祉学科
- 2025.07.03
- 【社会福祉学科】ゼミ紹介(加藤ゼミ) 7/3 NEW!
こんにちは社会福祉学科の加藤稔子です。学部2年生が受講する「発展ゼミナールⅠ」、3年生が受講する「発展ゼミナールⅡ」を紹介します。
〇発展ゼミナールⅠ
この科目の主な目的は、アカデミック・スタディスキルズの獲得です。
加藤ゼミでは、2021年~「ヤングケアラー」をテーマに、当事者の方々が執筆した書籍を教材に授業を進めています。今年で5年目となります。
ヤングケアラーとは、超高齢社会、核家族化の進行を背景に、家族の病気や障害に対して、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行うことで、学校生活や進路選択において大きな困難を抱える子どもや若者のことです。
受講生は、それぞれに異なる領域(児童福祉、障害者福祉、精神保健、高齢者介護、地域福祉など)に関心を持っています。また、ヤングケアラーはすべての領域で取り組む必要があるテーマであり、アカデミック・スタディスキルズの獲得と同時に、当事者の視点でソーシャルワークのあり方や社会の仕組みづくりについて考える機会にすることを目標にしています。

加藤は、この取り組みをきっかけに、2023年~2024年度、SAGA TSUNAGIプロジェクトの採択を受け、佐賀県こども家庭課と連携して「佐賀県におけるヤングケアラー支援に向けた福祉、介護、医療、教育等の連携支援に関する実態及び課題に関する調査」に取り組みました。
その内容は、別の機会に紹介しています。
https://www.nisikyu-u.ac.jp/topics/detail/i/4900/faculty/202/
https://www.nisikyu-u.ac.jp/topics/detail/i/5130/faculty/202/
〇発展ゼミナールⅡ
この科目は2年間にわたって、卒業研究に取り組むことを目指します。
ゼミメンバーは今年度3年生に加わった編入学生、そして交換留学生も含まれており、多様な修学動機や意欲がうかがえ、学びあいが楽しみなゼミ構成になっています。
それぞれの研究テーマはまだ十分に固まっていませんが、できるだけ具体的に「社会の福祉課題」や「社会福祉の実践」を何らかの調査によって把握し今後の展望を提案できるよう研究指導を進めていく予定です。
そのような中、前期は加藤が2023年から取り組んだ「ヤングケアラー支援に向けた福祉、介護、医療、教育等の連携支援に関する実態及び課題」に関連したテーマと調査方法を4つほど準備し、手分けして取り組みます。前期の最終回には、佐賀県の関係者を助言者としてお招きし、2年生のゼミ生も含め報告および意見交換を行います。
学生が、課題に取り組むのは単位修得のためでははなく、実際に社会の中で困りごとを抱えた人(ヤングケアラーや家族)を支える仕組みづくりにつながっている、ということを実感できるよう工夫しています。
〇発展ゼミナールⅠ
この科目の主な目的は、アカデミック・スタディスキルズの獲得です。
加藤ゼミでは、2021年~「ヤングケアラー」をテーマに、当事者の方々が執筆した書籍を教材に授業を進めています。今年で5年目となります。
ヤングケアラーとは、超高齢社会、核家族化の進行を背景に、家族の病気や障害に対して、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行うことで、学校生活や進路選択において大きな困難を抱える子どもや若者のことです。
受講生は、それぞれに異なる領域(児童福祉、障害者福祉、精神保健、高齢者介護、地域福祉など)に関心を持っています。また、ヤングケアラーはすべての領域で取り組む必要があるテーマであり、アカデミック・スタディスキルズの獲得と同時に、当事者の視点でソーシャルワークのあり方や社会の仕組みづくりについて考える機会にすることを目標にしています。

加藤は、この取り組みをきっかけに、2023年~2024年度、SAGA TSUNAGIプロジェクトの採択を受け、佐賀県こども家庭課と連携して「佐賀県におけるヤングケアラー支援に向けた福祉、介護、医療、教育等の連携支援に関する実態及び課題に関する調査」に取り組みました。
その内容は、別の機会に紹介しています。
https://www.nisikyu-u.ac.jp/topics/detail/i/4900/faculty/202/
https://www.nisikyu-u.ac.jp/topics/detail/i/5130/faculty/202/
〇発展ゼミナールⅡ
この科目は2年間にわたって、卒業研究に取り組むことを目指します。
ゼミメンバーは今年度3年生に加わった編入学生、そして交換留学生も含まれており、多様な修学動機や意欲がうかがえ、学びあいが楽しみなゼミ構成になっています。
それぞれの研究テーマはまだ十分に固まっていませんが、できるだけ具体的に「社会の福祉課題」や「社会福祉の実践」を何らかの調査によって把握し今後の展望を提案できるよう研究指導を進めていく予定です。
そのような中、前期は加藤が2023年から取り組んだ「ヤングケアラー支援に向けた福祉、介護、医療、教育等の連携支援に関する実態及び課題」に関連したテーマと調査方法を4つほど準備し、手分けして取り組みます。前期の最終回には、佐賀県の関係者を助言者としてお招きし、2年生のゼミ生も含め報告および意見交換を行います。
学生が、課題に取り組むのは単位修得のためでははなく、実際に社会の中で困りごとを抱えた人(ヤングケアラーや家族)を支える仕組みづくりにつながっている、ということを実感できるよう工夫しています。