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    2025.04.17
    【社会福祉学科】編入学という選択肢~新たな挑戦に向けて~ NEW!
山口渉花さんは、西九州大学短期大学部幼児保育学科において保育士・幼稚園教諭二種免許を取得後、社会福祉学科に編入されました。大学ではとても熱心に勉学に取り組まれ、みごとに社会福祉士に合格されました。そして、この春からは障害福祉サービスの施設で勤務されています。
 編入学の魅力を中心に、山口さんにお話を伺いました。
 ①西九州大学の社会福祉学科に編入学するきっかけについて教えてください。 私自身はもともと保育者養成校に通っていました。そこで学んで行くなかで、保護者への支援についてより深く学んでいきたいと思い、編入学を希望しました。

 ②編入学してから楽しかったことを教えてください。編入学をすることで学生生活の期間が2年も伸びたため、やりたいことにチャレンジできました。例えば、自動車の運転免許をとったり、ゆっくりと自分の趣味やしたいことをしたり、本来ならば時間がかかってしまうことについてもじっくりと取り組むことができてとても楽しかったです。
 
編入学してみて大変だったことを教えてください。 大学での講義内容は、1年生から入学してくる学生向けに順序だてて作られているものがほとんどでした。そのため編入生の私にとって知らない用語が多くあり、そのどれもがすでに教えられていました。そこで講義では、受講生が理解しているという前提で進められることもありました。特に編入学してすぐの3年生の時は、講義の内容を理解するのにとても必死でした。初めのうちは授業で分からない単語が出たらすぐにインターネットなどで調べて、単語帳などに書いて覚えていきました。そうしなければ講義についていけず、授業に追いつくことがとても大変でした。
 
社会福祉士に合格するためには?勉強の方法など受験への取り組みについて教えてください。 私は参考書を使って勉強をしていきました。まずは参考書に書いてある内容を音読して、音読した箇所をきちんと覚えているのか赤シートで隠して確認しました。もし覚えていなければ、また同じように音読して赤シートで確認することを繰り返していきました。さらに、全体的に覚えているかどうかを確認したいときには、国家試験の過去問や模擬試験の問題を何度も解いていました。
 勉強をやる気があまり出ない時でも、中央法規出版のウェブサイト「けあサポ」にある社会福祉士とケアマネージャー向けの「今日の一問一答」だけは必ず解いていました。
 
将来に向けての決意を教えてください。福祉の専門職としてこれから社会に出て、利用者とその家族一人ひとりの生活を支え、人々の気持ちに寄り添えるような社会福祉士になりたいです。
 

山口さん、ありがとうございました。これからも社会福祉士として、多くの利用者やそのご家族の支えになっていかれることと思います。ご活躍を期待しています。
 
 西九州大学の社会福祉学科では、編入学という進路選択においても皆さまをサポートいたします。これまで専門学校や短期大学などにおいて学んでこられた知識や技術、資格などをいかして、福祉の専門職の道を目指したい方、大学院への進学を希望される方など、さまざまなニーズにお応えいたします。

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