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心理カウンセリング学科

    お知らせ2024.12.02
    【開催報告】「支援介助法セミナー」を開催いたしました!
 2024年11月23日(土)、24日(日)、13時30分から15時30分まで、佐賀県有田町生涯学習センター4階大会議室にて、「支援介助法セミナー」を有田町の共催をいただいて開催することができましたpanda_thanks

 講師として、国際護道連盟宗家、支援介助法創始者、介護福祉士であり、自閉症で知的障がいのある息子さんのお父さまである、廣木道心先生をお招きしましたF9E6



 支援介助法とは、障害のある方の自傷他害パニックの際に、当事者も支援者もお互いに傷付かないための方法として開発された誘導法ですF99F

 廣木先生には初日の講演会で、障害のある息子さんの育児を通じての父親としての悩み、地域で暮らすことへの親としての思い、パニック時に「我が息子を力づくで押さえるのではなく、コミュニケーションとしてのかかわりを生み出そう」と思いつかれたことを、息子さんやご家族の素敵なスライドを交えながらお話しくださいましたflower_red

 これまでパニック時の対応は力任せに抑え込み、馬乗りになったり、複数で抑えつけていました。それらの対応では仮に力で一時的に抑えこむことができたとしても根本的な問題は解決せず、逆に相手の自尊感情を低下させ、その後の関係性を悪化させること(ラポール形成の拒否、問題行動の強化、フラッシュバック)に繋がると、廣木先生は繰り返し父親としての立場からお話しくださいましたF9E6

 翌日24日は、支援介助法の実技指導を行いました。この介助法は、従来の力で制圧して動きを強引に封じるものではなく、寄り添うような気持ちで抱きかかえ、皮膚接触を通じて呼吸を整え、体幹軸を揺らすことで振動や圧迫刺激によってリラックス(鎮静効果)を促す方法であることを、実技とスライドを交互に用いて丁寧にご指導くださいました。F9A4


 参加者の方々は、両日併せて80名近くの方がお越しくださいました。有田町からはもちろんのこと、県内だけにとどまらず福岡県、大分県からもお越しでした。実際に子どもさんや利用者さんと接する方だけではなく、家族としてご参加いただく方もいらっしゃいましたpanda_thanks

どの方々からも大変ご好評いただき、主催者として安堵しています。

 ご多用な中お時間を割いてくださり、大切なかかわりについて講演・実技いただきました廣木道心先生、ならびにご準備にご尽力賜りました有田町子育て支援課の皆様に厚くお礼申し上げますchiken_thanks



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