学部・学科からのお知らせ TOPICS
社会福祉学科
- 2025.01.10
- 【社会福祉学科】活動紹介_安德弥生教授(1/10) NEW!
活動報告✈
昨年2月・3月に「研究活動」として、インドデリーの福祉施設を訪問してきました。
今回は訪問先の2施設について紹介します。
1つめの施設はレスキュー(路上生活をしている高齢者を探し保護する活動)を朝、晩行っている施設です。2003年から保護された高齢者は10.000人程度。現在は600人程度の高齢者が生活をされているということです。入居者の方は、『雨露をしのいで生活ができるということだけでも幸せだ』と話してくださいました。
2つ目の施設は同グループが運営するケア・センターで、入居者は何らかの病を持つ方(精神、内臓疾患など)です。施設内の中央にある開放型フロアでは高齢者が円を描き着席し、ボランティア学生やスタッフと談笑し過ごされていました。
インドは貧富の差が激しく、路上で行き倒れる人がいるという現状、施設運営には国の支援はほとんどないこと、ケアを必要とする人に対し専門職の存在がないことなど、同グループ会長より多くの話を伺うことが出来ました。
現地訪問によって得た貴重な体験を、今後の研究(ケアを担うスタッフへの介護の知識・技術の伝授)に活かしたいと思います。
報告者(安德 弥生)
昨年2月・3月に「研究活動」として、インドデリーの福祉施設を訪問してきました。
今回は訪問先の2施設について紹介します。
1つめの施設はレスキュー(路上生活をしている高齢者を探し保護する活動)を朝、晩行っている施設です。2003年から保護された高齢者は10.000人程度。現在は600人程度の高齢者が生活をされているということです。入居者の方は、『雨露をしのいで生活ができるということだけでも幸せだ』と話してくださいました。
2つ目の施設は同グループが運営するケア・センターで、入居者は何らかの病を持つ方(精神、内臓疾患など)です。施設内の中央にある開放型フロアでは高齢者が円を描き着席し、ボランティア学生やスタッフと談笑し過ごされていました。
インドは貧富の差が激しく、路上で行き倒れる人がいるという現状、施設運営には国の支援はほとんどないこと、ケアを必要とする人に対し専門職の存在がないことなど、同グループ会長より多くの話を伺うことが出来ました。
現地訪問によって得た貴重な体験を、今後の研究(ケアを担うスタッフへの介護の知識・技術の伝授)に活かしたいと思います。
報告者(安德 弥生)