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心理カウンセリング学科

    お知らせ2024.04.15
    【心理カウンセリング学科】 新任教員ご着任のご紹介
 この4月より、心理カウンセリング学科に、末次絵里子(すえつぐ えりこ)先生を新しくお迎えいたしましたF99F
皆様にご紹介させていただきますF995 以下、末次先生からのご挨拶ですF9E6



 このたび、西九州大学子ども学部心理カウンセリング学科にご縁をいただきましたことを、大変光栄に思っておりますF995
 私は、臨床心理学領域の中でも、発達臨床、発達アセスメントに重きを置いて臨床実践と研究に携わってきました。臨床心理学を学ぶ前に幼稚園教諭を経験していることや、臨床実践のはじまりが、病院を兼ね備えた小児の総合的な療育施設であったことなどから、「子どもの健やかな心を育む」ための仕事をしていくことが、常に大きな目標になっていたように思います。近年では、大学・短大で、子どもの心理的発達への支援、保護者への子育て支援ができる保育者の育成に力を注いできましたF9E6
 子育てに困難さを抱える保護者の方々に対しては、保育者だけでなく、地域の様々な専門家が協力して支えていくことが必要で、心理の専門家の力も大いに求められているところですF9A4
 心理臨床の専門分野は多岐に渡りますが、人生の初期発達についての深い洞察と必要な介入は、どの分野にも通じることになろうかと思いますF99F
 子育てといえば、私自身には息子が二人、娘が二人おります。四人の子育ては大変ではありましたが、四人いても、あまりにも早く子どもは大きくなる、というのが実感です。
 育ちゆく過程をじっくりかみしめることができないまま、いつの間にかするりと私の腕をすり抜けていきました。
そのような自分の経験も踏まえ、子育て相談においては、無我夢中の時期の子育てに、ふっと肩の力を抜いて、可愛い時期の我が子を思いっきり慈しんでいただける、あたたかな時空間を作り出してあげらたらいいなと思っています。

 心理臨床の世界を目指す学生の皆さんには、時間を大切に、人や物との「出会い」を大切に、その「出会い」から、様々な関係性を育んでいってほしいと思います。
 自分の五感をフルに活かして、複雑多岐に渡る関係性の構築をしていくことにより、感性が豊かに耕されていくことと思います。
 その耕された感性は、心理臨床家にとって、なくてはならない宝物となることでしょう。

皆さんとの出会いを、私自身も大切に味わっていきたいと思っています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたしますF9E6



★掲載記事のバックナンバー★

 4月5日掲載記事  新入生オリエンテーション・研修会をおこないました
 4月4日掲載記事 令和6年度 西九州大学・西九州大学短期大学部 入学式が挙行されました 
 3月27日掲載記事 令和5年度後期 留学生にインタビューをおこないました♪

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