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    2023.07.30
    【社会福祉学科】第2回オープンキャンパスを開催しました 7/30
  連日、猛暑日が続く中、オープンキャンパスにご参加いただいた皆さんありがとうございました。
  参加できなかった皆様、また今後参加を検討している皆様にもぜひ、西九州大学社会福祉学科の特徴を知っていただきたく、実施内容を報告いたします。
 
 今年度は多様な「ソーシャルワーカー」の活躍を知ってもらうためのメニューを計画しています。
1回目(7/22)は「地域×福祉」でコミュニティソーシャルワーカーのお仕事、大学での学びについてお伝えするため、小城市社会福祉協議会で活躍している卒業生と教員のコラボレーションにてトークリレー、模擬講義、ワークショップを行いました。
 ワークショップでは近年、ニーズが高まっている防災および災害支援の分野でソーシャルワーカーがどのような役割を果たしているのか考えていただく内容でした。
 ワークショップで取り組んだ段ボールベッドと災害時用に備蓄している食事は、本日のオープンキャンパスで展示しました。
   

 さて、7/30(日)の第2回目では「医療×福祉」で医療ソーシャルワーカーを特集しました。
 今回登場いただいたのは佐賀大学附属病院で医療ソーシャルワーカーとして勤務されている本学社会福祉学科卒業生の岸川心さん。医療福祉分野を専門とする教員の占部と共に医療現場に従事する福祉職(ソーシャルワーカー)の役割についてトークリレー&模擬講義を行いました。
  
  岸川さんからは、医療現場で福祉職がどのような役割を果たすのか、具体的な支援内容、仕事をしていく上での困難や、やりがいについて具体的にお話いただきました。患者さんとの何気ない会話を通して、療養への真の希望を聞くことができたというエピソードからは、援助職としてだけではなく一人の人としても高いコミュニケーション能力が求められることがうかがえました。
 
 昼食休憩をはさんで午後からは、医療ソーシャルワークの現場を想定した事例検討を行いました。
 
 病気や障害を持つ患者さんの気持ちを想像し、相談場面におけるソーシャルワーカーとしての返答を考える課題にチャレンジします。在学生も交じって演習グループを作り、ワークシートに沿って各自で返答内容を考えます。その後、メンバー間で自分の考えを報告、共有し、グループ内でベストな返答を決定、全体で報告しました。
   
 少し難しかったかもしれませんが、患者さんの立場に立って対応を考える皆さんの姿勢は、私たちにとって希望です。

 最後は現役医療ソーシャルワーカー岸川さんから総評のコメントで締めくくりました。日々、医療現場で患者さんの不安や要望に向き合っている岸川さんのコメントは、大変貴重な内容でした。ありがとうございました。
 
 さて3回目のオープンキャンパスは8/11(金:祝)です。アート活動に取り組んでいる障害者支援事業所様とアーティストをお迎えして、障害者の社会参加や自己表現をサポートするソーシャルワークに関するプログラムを準備しています。
 また随時、詳しい内容を紹介していく予定です。
 
 申し込みはこちら
 https://www.nisikyu-u.ac.jp/oc/input/

ご参加、お待ちしています。
 

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