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    2023.07.25
    【社会福祉学科】 開催報告~オープンキャンパス(1回目)~7/22
 今年度のオープンキャンパスは、「多様な現場で活躍するソーシャルワーカー」について、多くの方に知ってもらうメニューを準備しました。

 第1回目は「地域×福祉」、コミュニティソーシャルワーカーのお仕事、学びを体験してもらうプログラムです。
 当日の様子について報告いたします。
 
 午前中はコミュニティソーシャルワーカーとして小城市社会福祉協議会に勤務する陣内さんに登場していただき、コミュニティソーシャルワーカーを目指した理由、現在のお仕事の内容、特に力を入れていることなどについてお話しいただきました。
 とくに近年、増加している災害時のサポートや防災への取り組みに向けたコミュニティソーシャルワーカーの役割についてお話しがありました。
 

 続いては、本学社会福祉学科の教員江口より、ソーシャルワーカー教育における災害支援や防災対応の現状、福祉現場での取り組みについて講義がありました。災害弱者になりやすい、高齢者や障害者への対応だけではなく、日ごろからの地域住民との連携協働など、防災に向けたソーシャルワーカーの役割は多岐にわたります。
 
 昼食休憩は学食体験、西九州大学のカレーライスの味はいかがでしたか?
  
 
 午後からは、地域支援の一環として、避難所づくりに関するワークショップを行いました。コミュニティソーシャルワーカーの陣内さん、災害支援に取り組んでいる教員の岡部も加わり、在学生と一緒に、初めての段ボールベッドづくり、災害時に備えた生活用品や食品の紹介や利用体験を行いました。
 実際の災害支援の現場では、地域住民が少しでも安心できるような衝立の高さについて検討が行われたことや、日頃から災害に備えて備蓄するローリングストックの試みなど、災害に備えて事前にできることについて解説もありました。
 地域住民に近い立場であるコミュニティソーシャルワーカーの役割の具体例をお伝えする機会となりました。

    

   
 参加された皆さん、今回のプログラムはいかがでしたか?
 
 次回は7/30(日)、ピックアップするソーシャルワーカーは「医療×福祉」、医療ソーシャルワーカーです。
 佐賀大学附属病院に医療ソーシャルワーカーとして勤務する卒業生にも登場いただき、仕事の事、大学での学びについて紹介します。
 ぜひ、ご参加ください。
 
お待ちしています。

 

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