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    2023.06.02
    【社会福祉学科】教員紹介 (6/2)
こんにちは 社会福祉学科の江口賀子です。今回は、私の担当教科の一部について、ご紹介いたします。
 
〇介護サービス論Ⅰ(3年次)
 介護の基本について学んでいます。
支援を行う根拠法としての介護保険法や障害者総合支援法の法的知識。複雑多様化している一人一人に必要で適切な支援について、利用者と共に考え対応するためのコミュニケーション技術や心理的知識・人間の理解・社会生活の知識等を講義・映像・グループワーク等を利用し学んでいます。
4年制大学での学びとして、特にチームケア・福祉経営等についても学生主体で考えていただいています。
 
〇医療ソーシャルワーク(関連職種連携演習)(3・4年次)
今年度は、看護学科・臨床心理学科・社会福祉学科の学生が参加し、グループに分かれて演習を行いました。一つの模擬事例を選択し、利用者への支援についてチームで総合的に考え、多職種がどのような立場でどのような役割を持ち、支援を行えるのかを考えました。
最初「何から手を付けていいのか?」「難しい!」と頭を悩ませていた学生が最後には多職種で支援について考える大切さ、各専門職の役割の重要性を感じたようです。

〇ソーシャルワークの理論と方法Ⅲ(3年次)
 ソーシャルワーカーは、理論と方法に基づき、利用者への支援を行っています。
家族支援・地域支援・非常時や災害時支援等の実際。ネットワーク形成。社会資源の活用・調整等について、講義・映像等で確認し、学生自身で考えていただく双方向の授業を展開しています。
 
社会福祉・介護福祉は何を学ぶの?といわれますが、弁護士と同じように法律をまなび、医師や看護師等が医療技術を学ぶと同じようにソーシャルワーク技術を学び磨きます。ソーシャルワーク技術は人と人・物・社会等のシステムを結びつける技術等で、ちょっと難しいことも在りますが奥が深い内容です。
 
〇実践での取り組み
 介護福祉士会活動・認定社会福祉士研修制度におけるスーパービジョン・佐賀県認定介護支援専門員の勉強会に参加しています。現場で活躍されている皆様と一緒に専門職としての振り返りや事例検討を行い、より良い利用者支援とは何かを考える機会を頂いています。
専門職としての活動は、学びが多くとても楽しいです。

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