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    2023.05.19
    【社会福祉学科】教員紹介 (5/19)
こんにちは社会福祉学科の加藤稔子です。専門は高齢者の生活支援、なかでも認知症介護や家族支援について取り組んでいます。担当しているいくつかの科目や活動について紹介します。
 
〇障害を持つ方や要介護高齢者に対する介護技術を学ぶ「生活支援技術」
 環境整備(ベッドメイク)、移動支援技術の獲得に取り組んでいます。利用者の尊厳や自立に配慮した支援方法を一つ一つ獲得することで、「誰かを支えたい」という思いで学ぶ学生の自信や笑顔につながっていることを実感しています。
  

〇社会福祉学科の必修科目、アカデミック・スタディスキルズの獲得を目指す「発展ゼミナールⅠ」
 この科目は2年生が受講します。前期は「ヤングケアラー」をテーマに、当事者の方々が執筆した書籍を教材に進めていきます。アカデミック・スタディスキルズの獲得と同時に、当事者の視点でソーシャルワークのあり方や社会の仕組みづくりについて考える機会にできることを目標にしています。

〇大学院で開講する「介護福祉特論」
 受講生は留学生や社会人経験者、後期課程の聴講生など多様です。今年度は介護の社会化の進捗状況の一つとして「同性介護に関する議論」をテーマにしました。介護分野に関わらず、ケア担当者の多くが女性を占める保育や看護領域の文献も加え、議論のポイントや背景となる社会課題を見出せるよう取り組んでいます。


〇実践:認知症の方および家族の支援
 専門職として、認知症カフェに参加しています。多職種と一緒に活動を続けてもうすぐ6年になります。専門職としての関わりと同時に、高齢期の家族を持つ一住民として、思いや悩みを共有させていただく機会にもなっています。


 

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