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心理カウンセリング学科

    お知らせ2023.01.30
    【心理カウンセリング学科】エルダーカレッジに学生が参加いたしました!
エルダーカレッジとは?

西九州大学では、地域のシニアを対象とした教養大学が開催されています。本科(2年課程)を修了し、大学院(1年課程)に進級された受講生への講義に心理カウンセリング学科教員も携わっております。詳しくは、本学のホームページにある健康福祉・生涯学習センターをご覧ください。
https://www.nisikyu-u.ac.jp/syogai/information/detail/i/131/


  今回は、講義内容の1つある「臨床動作法」の授業の様子について紹介いたします♪
臨床動作法の理論と実践(3年次開講)授業を履修した4年生の3名が授業に参加いたしました!
臨床動作法とは、臨床動作法は、日本で九州大学名誉教授成瀬悟策により開発された、動作を通して心理的課題を改善する心理療法です。臨床動作法では、たとえば肩を上げる/下げる、踏みしめて立つといった動作を行います。その中で、自分のからだの感じを実感し、動作を変えていく工夫や試行錯誤をしながら、うまくいかなくなっている自分のありようを変えていきます。その過程を、セラピストが適切に援助します。(【心理カウンセリング学科】『臨床動作法の理論と実際』授業紹介|子ども学部 心理カウンセリング学科|学部・学科からのお知らせ|学校法人 永原学園 西九州大学 (nisikyu-u.ac.jp)参照)

この中では、臨床動作法に関する講義を行った後に、臨床動作法の体験として「肩を上げる/下げる」「腕を上げる/下げる」などのワークに取り組みました。ワークでは、一人で身体を動かすことから始まり、受講生同士もしくは学生とのペアに展開いたしました。
受講生の皆さまからは、次のような感想をいただいております。
「ゆっくり体を動かすことで、自分の体に気づくことの大切さを感じました」
「自分の体と対話すると言われた言葉がいいなと思いました」
「ゆっくり動かすと、これまで感じなかった身体の動きが感じられ、また、心に伝わっていくのかを学びました」
「肩に手がある(援助)だけで温かさを感じ、何か安心感を感じたflower_red
「日常自分の体に対して無意識なのが実際に動かしてみて実感ができましたnikkori
「年齢と共に、体が心も閉じている・・背中が曲がっていると感じていたが、体をゆっくり開いていくことで気持ちがよくなり、心も少し前向きになりそうcat_thanks
「学生の参加、楽しいですnote1
 
などなど、たくさんの感想をお聞かせくださっています。

はじめ学生たちは、緊張して参加していましたが、受講生のあたたかく包み込むような優しさに勇気づけられ、かつ、受講生が主体的に身体を動かし、心と身体が変化する過程を体現してくださったお陰で、たくさんの学びにつながったことでしょうrabit
また、教員にとっても、新たな気づきがあり、学生たちの授業に活かせていくことができる機会となっています。
受講生の皆さまには、たくさん支えていただき、改めて感謝申し上げます。そして、参加した学生のみなさんのこれからの活躍を願っています✨

     

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