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    2022.07.14
    【社会福祉学科】卒論提出!!(7/13)
例年、梅雨明けの時期に、4年生は卒業論文の提出締め切り日を迎えます。



本学科では、必修科目として2年生〜4年生の3年間をかけて積み上げ形式で履修する「発展ゼミナールI」「Ⅱ」「Ⅲ」が開設されています。
これは、いわゆる「専門ゼミ」というもので、少人数グループで専門領域の文献購読をしたり、プレゼンテーションをしたり、担当教員も含めてディスカションしたり、調査等をする大変密度濃い学習形態です。
担当教員の個性も出しやすく、高等学校までのクラス単位の一斉授業や大講義室における講演形式の授業と異なり、ともに学ぶ形態であるという意味で、まさに「大学らしい学習形態」です。
さらに、その学習の成果は「発展ゼミナールⅢ」では卒業論文にまとめます。
卒論は、その専門領域における学習を基礎にして学生が自由にテーマを設定し、自分なりに論理的に考察を深めるという過程を辿ります。

しかしながら、長年、先生から習うことや教科書から得られる知識を覚えることが勉強であるという体験が染み付いている「ある種の優等生」ほど、自分がテーマを設定して、調査研究するというプロセスに苦労することがあります。
また、単なる情報を集めて紹介するだけではなく、自分なりに知恵を絞って考察する過程は、暗闇の中で手探りするような苦労もあります。

しかし、先生の指導やゼミ仲間のツッコミや励ましのおかげでその過程を乗り越え、なんとか作品にまとめることができた時の喜びはかけがえのないもので、学生はまさに一皮剥けます。そして、その経験は社会に出ても大いに役立ちます。

7月13日は、作品を担当教員に提出し、晴れて「受領印」を受け取る日でした。

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