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健康栄養学科

    お知らせ2022.06.23
    【授業紹介】あすなろう
1年生を対象とした共通教育科目のキャリア形成分野として「あすなろう」が実施されています。



この科目は、平成21年度から実施されている「基礎演習あすなろう」と「あすなろう基礎体験Ⅰ」が、令和4年度から各学科の独自色が増した「あすなろう」という一つの科目になった、本学独自の初年次教育を行う科目です。
この「あすなろう」は、主に大学生として身に付けるべき知識、社会人として身に付けるべき知識と実践、管理栄養士として最初に身に付けるべきことなど、初めての大学生、特に管理栄養士を希望する学生のための初年次教育となっています。
 
本年度の「あすなろう」授業内容の一部を紹介します。
●大学生として身に付けるべき
栄養学分野のレポートの書き方、建学の精神についての講話、大学生のための労働法入門 …
●社会人として身に付けるべき
接遇(研究室の訪問の仕方、アポの取り方など)、グローバル人材育成、ネット情報の使い方、ハラスメント(デートDV)講座 …
●管理栄養士を目指す学生のため
対人サービスを行う管理栄養士における予防接種の重要性、管理栄養士の仕事について、栄養士・管理栄養士の歴史・使命と役割、栄養学の歴史、栄養教諭のおしごと、管理栄養士の仕事と研究 …
 
特に社会人として身に付ける実践に関しては、上記の講義以外に、学外に出て市町村やNPOなどが主催するイベントやボランティア活動に参加して、社会性や自分で問題を発見し解決する力を身に付けます。これを社会人基礎力と呼んでおり、講義の最終回は、学生自ら自分で身に付けた社会人基礎力に関する発表会が予定されています。
 
先日は、あすなろうの講義として、管理栄養士を目指す学生のための、キャリアガイダンスの授業が行われました。この授業は、主に管理栄養士として社会に出ていく本学科学生の卒業後に希望する就職先や、そこに行きつくまでのキャリアパスなどについての話があったようです (写真)。受講している学生も3年半後の自分を見据えながら真剣に聞き入っている様でした。
次回は、更に本学科の卒業生を招いて、管理栄養士の仕事やそこに行く着くまでのキャリアパスに関する話を生の声で学べる機会があるようです。

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