本学科の太田教授が「Changing Minds in Therapy：情動・愛着・トラウマ、そして脳科学」ウィルキンソン，M著書の翻訳を担当し、出版いたしました。
　
　本書は、心理療法を学ぶうえで、愛着やトラウマの分野での決定版的といえるテキストの邦訳です。主に、「愛着やトラウマ、情動の神経科学の領域の進歩により、心と脳と体は分けかたがたく結びついていることが示されてきています。この新しい見解は、脳の可塑性をはじめとして、サイコセラピーでの心の変化についての新たな視座を提供してくれます。」
（木立ちの文庫ホームページより一部抜粋：https://kodachino.co.jp/books/978-4-909862-17-4/）
 
心理療法の専門家だけでなく、医療・教育・福祉などの分野において子どもや保護者支援に興味がある学生たちにも、ぜひ読んでほしい一冊です。
 
Margaret　Wilkinson.(2010) Changing Minds in Therapy : Emotion, Attachment, Trauma, and Neurobiology．岸本 寛史(監修)広瀬 隆(監訳)広瀬 結美子(訳)太田 秀樹(訳)阿部 里美(訳)（2021）.木立の文庫