介護福祉コース4年生による介護過程学習報告会を12月22日（水）に開催しました。



介護福祉実習では、担当する利用者のこれまでの生活歴や心身機能、生活環境やご本人の要望を踏まえ、個別支援計画の立案および実施と評価に取り組ませていただきます。学生は1年近くの時間をかけて、この学習に取り組みます。

まず、3年生の後期の実習で担当させていただいた利用者の状況をもとに、より良い介護（個別支援計画）の提供について、4年生の前期にじっくりと検討します。
その後、夏休みに取り組む約1か月の実習で、実習指導者の指導、アドバイスを受けながら、自ら情報収集し立案した介護計画を実施、評価します。実習終了後の後期には、ご利用者の反応や変化をもとに、自らの支援について振り返り、教員、介護福祉コースの2、3年生に向けて発表を行います。

発表を通して、これまでの授業で取り組んできたコミュニケーションやアクティビティの知識、アイデアを発揮して、少しずつ利用者との関係を深め、悩みながらも誠実に利用者の「こうありたい」という思いに寄り添おうとする姿勢が伝わってくる内容でした。

　

2、3年生も、自身の今後の学習につなげるために積極的に質問を行い、学年を超えて「チーム西九州大学 介護福祉コース」として学び合う機会になりました。

これまでご指導いただきました実習施設の皆様、ありがとうございました。