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    2022.02.03
    【社会福祉学科】地域ゼミ活動報告(加藤ゼミ)(2/3)
社会福祉学科のゼミには、地域課題の解決に向けた活動を行う「地域ゼミ」があります。今回はその一つである加藤ゼミの活動について報告します。このゼミは3年生7名で取り組んでいます。
前期は、コロナ禍により、学外での活動が難しく、主に新入生向けのプログラムや学習支援のイベント開催に取り組みました。地域での活動は制限されましたが、ソーシャルワーカーを目指す者として、これらのイベントにある「ソーシャルワークの要素やソーシャルワーカーとしての姿勢」などを振り返りました。

後期はいよいよ、地域での実践活動を開始しました。
今回は12/5(日)に実施されたウォーキングイベントでの体験ブースについて報告します。
このイベントでは、ウォーキングに参加する一般市民の方に向けて、各学科の特性を生かした体験型のブースを設けます。加藤ゼミではこのイベントブースの企画運営を行いました。



ゼミの目的「地域の課題解決に向けた活動」とブースの目的「社会福祉学科の特性を生かした体験型ブース」をどう設定したらよいのか・・・・、学生自身は悩みましたが、他の学科との違いや学びの特色を手掛かりに「知らない世界を体験しよう~視覚障害、車いす」というテーマを設定しました。
 
コンセプトは、「障害に対する『できないことは気の毒だ』という見方を変える」です。体験ブースの準備にあたっては、①私たちの身近にあるユニバーサルデザインの紹介 ②障害の多様性、この2つを意識しながら、企画、準備、リハーサルを重ねました。

当日は、ゼミメンバー以外にも社会福祉学科2年生から8名、高校生ボランティア3名がサポートスタッフとして加わってくれました。

最初はぎこちない対応も、参加者の方とのコミュニケーションを通して、落ち着くことができました。

 

事前に準備した資料には読み仮名もしっかり記載したことで、たくさんのこどもたちにも読んでもらうことができました。



加藤ゼミはこの活動を土台に、こどもたちを対象とした、多様性や障害理解のエッセンスを取り入れた交流活動を準備しています。
また次回の報告をお楽しみに!
 

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