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    2020.10.29
    【社会福祉学科】留学生と高校生の高大協働授業への取組み
SAGAの新しい未来を創造するのは次代を担う若者である。
アジア各国からやってきた留学生という若者と佐賀の高校生という若者とが真摯に出会い、触れ合い、交わり合う国際交流機会がセットされた。

今年7月10日、佐賀県立商業高等学校と本学に来ている留学生との協働授業が実施された。科目名は「ビジネスと多文化共生」、学生はグローバルビジネス科の生徒39名と、留学生6名(ベトナム3、中国2、韓国1)との交流授業であった。

留学生からそれぞれの「お国自慢」と多言語による「挨拶言葉」が交わされた。第2外国語として中国語や韓国語を履修していた学生もおり、「習ったばかりの言葉がうまく通じるかどうか」試される絶好の練習機会ともなった。ここから笑いが生まれ、「国際化への第一歩」が急接近した瞬間であった。高校生は興味津々で質疑応答も活発、記念写真も和やかに行われた。

この体験は、留学生側からもまた好感を持たれ、帰国前の「成果報告会」で楽しい思い出話として語られている。国際交流が成功したかどうかということは、実はこの楽しかった思い出がどれだけあるかないかによるところが大きいといえる。

なおこの協働授業は、11月11日にも、今度はスリランカとミャンマー留学生との交流が企画されている。さらに来年度も「グローバル教育」の新基軸として継続実施されることになった。

社会福祉学科 田中豊治

【おまけ】TO・YO・JI for DREAMの歌
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