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看護学科

    お知らせ2020.10.12
    コロナ禍での看護学実習~地域で生活される患者様が参加する成人看護学実習Ⅱ

  看護系大学、これは看護専門学校も含めて考えると、今、一番悩まされていることが、臨床実習ではないでしょうか。今、コロナ禍で、本来の臨床実習の対象となる医療機関および施設ではクラスター感染予防対策のために患者様の面会禁止など、厳しい入室制限が行われています。そのような状況下で、学校からの臨床実習の受け入れなどは許可を得られるのが難しい現状ではないでしょうか。
  そこで、西九州大学看護学部では、地域のクリニックと地域の患者様にご協力いただき、地域で生活される患者様が参加する成人看護学実習Ⅱ​を学内で展開できています。




 学生は、学内の実習室から、そして、患者様は、かかりつけ医のクリニックからZOOMを使ってつながりました。患者様へのインタビューを通じて現病歴、治療薬、病気についての受け入れなど情報収集を深めていきます。さらに情報の整理、そしてアセスメントへつなげていきます。患者様を受け持たせていただく以上、学生も責任ある自覚が芽生えたと思います。アセスメント、関連図、迷い迷いながらもしっかり考え、記録として毎日確実に書いてきます。3年生、本当によく頑張ってくれます。これから、来年2月まで実習は続きますが、それぞれが、学びを深め、また、自分の看護観をもち立派な看護師になってくれることを願っています。

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