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心理カウンセリング学科

    お知らせ2019.07.25
    【心理カウンセリング学科】カウンセリング実践演習「佐賀整肢学園の見学実習のご報告」
 本学のカウンセリング実践演習では、ロールプレイ等の体験学習だけでなく、子どもの育ちに関わる現場の見学を通して、カウンセリング実践に関する理解を深めるためのカリキュラムを2年次に実施します。
見学実習においては、外部実習先である障害児関連施設と児童養護施設の2か所を見学し、幼稚園での観察・ふれあいの体験を行います。各施設への見学実習は、2つのグループに分けて実施しており、7月23日(火),佐賀整肢学園こども発達医療センターへ先発のグループとなる学生21名と教員2名が見学実習へ伺いました。
本学からは、大型バスに乗り移動をしましたが、バスに乗り込む学生たちは、はじめての見学実習ということもあり、少し緊張や不安を抱いていたかもせれません。


 

 いよいよ現地に到着した後は、事務長から施設の概要、心理療法士の先生から業務内容や来院される子どもたちとの関わり方についての講義を受け、学生たちは真剣な表情で聞き入っていました。また、入院病棟や外来病棟などの見学では、どのような工夫がされているかなどをしっかりと見聞きし、新たな発見に驚いた様子も見受けられました。

 

 学生たちは、
見学に先立ち施設の概要や心理職の業務などについて学習をいたしましたが、実際に現場の雰囲気や工夫点などを間近に体験したことによって、障害のある人の命を守り、子どもの成長を支えるための施設のあり方や、多職種との連携の大切さなど、より具体的な疑問や意識を持つことにつながり、とても貴重な体験になったと思います。

 

 
このように学部2年次とういう早い段階で見学実習を経験することは、カウンセリングの土台を築くことや、進路決定に役立てることもでき、3年次の心理演習へとステップを積み重ねることが可能となります。
2年次のみなさんには、見学実習で感じたことをしっかりと振り返り、今後の力につなげてほしいと思います。
 
                                (文責,村岡淑恵)

 

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