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リハビリテーション学科

    イベント2013.07.24
    第1回高次脳機能障害リハビリテーション・ケア研修会を開催しました。

 7月14日(日)佐賀県駅北館3階ホールにおいて永原学園公開講座と高次脳機能障害「ぷらむ佐賀」との共同開催にて高次脳機能障害リハビリテーション・ケア研修会を初めて開催いたしました。午前中は、作業療法学専攻の学生と当事者・家族とのレクレーションを用いた交流会を開催いたしました。午後からは、白石共立病院(西九州大学大学院健康福祉学研究科リハビリテーションコース)の松尾崇史氏に「高次脳機能障害者に対する病院での作業療法から就学・就労支援まで」についてお話頂いた後、高次脳機能障害の当事者及びご家族の方に就労や生活についての実体験をお話しいただきました。参加者は、68名であり、病院の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士をはじめ高次脳機能障害支援コーディネーター、看護師や介護士、当事者・家族など様々な職種に来ていただきました。高次脳機能障害は、記憶や注意、遂行機能障害、社会的行動障害等を伴う器質的脳機能障害でありますが、病院で完結する障害ではなく在宅・地域生活または就労・就学まで長期にわたって総合的な支援が必要であります。受講者からは、松尾氏の講演や当事者の実際の話を頂き、施設での支援に役立てていきたいなどの声がありました。最後にご協力いただきました佐賀中部リハビリテーション広域支援センター様、杵藤地区リハビリテーション広域支援センター様に厚く御礼申し上げます。

作業療法学専攻 田平隆行

 

   

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