認知症疑いの方を早期発見や予防、
そのご家族の支援
西九州大学では、一次・二次予防に積極的に参画する為に各学科(健康栄養学部・健康福祉学部・リハビリテーション学部・子ども学部)の強みを最大限に活かし、5年の期間内に4つの研究を遂行し、国の認知症初期集中支援事業を円滑に進める為に、各自治体と協業し独自の認知症予防推進システムの構築を目指します。
佐賀県民約2,000人の心身機能を客観的に評価し、認知症疑い者等が要介護状態に陥る要因を1年毎の前向き研究法によって検証する。
認知症疑い者の早期発見率の向上のため、調査対象者と実施地区等に工夫を加える。これにより1,600名の一次予防(病気の発症予防)と400名の二次予防(早期発見・対応)へつなげることを目指す。
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従来の体操や脳トレーニングに加え、自宅から徒歩で通える公民館等を利用した若年者(幼児から大学生)との交流型の認知症予防プログラムの開発と介入研究を行い、認知症予防効果を検証する。
◎育てる、収穫、料理を促す園芸療法アプローチ(今年度より園芸療法士免許取得制度開始)
◎本気でダイエットする認知行動療法アプローチ等をベースのプログラム
認知症疑い者の早期発見率の向上のため、調査対象者と実施地区等に工夫を加える。これにより1,600名の一次予防(病気の発症予防)と400名の二次予防(早期発見・対応)へつなげることを目指す。
詳細を見る(PDF)認知症カフェ等の参加者を対象とした家族支援プログラムの開発と介入研究を行い、介護に立ち向かうスキルの向上やストレスマネージメントをはかることで在宅介護を継続するための要因やその効果を検証する。
在宅介護率の維持と在宅介護ストレスの軽減率の向上を目指す。
詳細を見る(PDF)地域支え合いシステムの構築のために地域住民を対象とした認知症支援ボランティアを養成し、研究Ⅱ、Ⅲへ主体的に参画させることによって地域の支え合いシステムの担い手を育成する。また、「人の役に立つ」という経験がボランティア自身の健康寿命の延伸(一次予防)にどの程度寄与するのかを検証する。
認知症予防活動を運営する地域リーダーを養成するために、認知症支援員としてのボランティア登録200名を目指す。地域の支え合いシステムの内実である認知症ケアパスの効果について検証できる。
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