10月28日(土)に佐賀キャンパス健康福祉・生涯学習センターにて、第162回目の“ほっとひろば西九大”の活動をおこないました。本活動は、東日本大震災後、佐賀県で生活を続けている親子を対象とした心のケア活動(被災者支援活動)であり、開設して6年4ヶ月が経過しました。震災から7年目を迎えた現在においても、2~3組の方々がコンスタントに参加されています。
10月28日(土)は、はあすなろ祭(学園祭)が同日開催されており、ほっとひろばに参加した方々と学生スタッフとが校内を散策して過ごしたり、室内で最近あった出来事を話したりして過ごしました。
また、学園祭の模擬店では、宮城物産の“仙台麩のかりんとう”や“仙台マコロン”、東松島うまれの“おのくん”、会津もめんのアクセサリー等の販売、宮城県石巻市雄勝の「雄勝花物語」から取り寄せた押し花と佐賀の名尾和紙を組み合わせたうちわ作りもおこなわれていました(ほっとひろばにもご参加いただいている、宮城県人会佐賀の冨田万里さんにご協力いただき出店をおこないました)。
本活動は、「福島県ふるさとふくしま交流相談支援事業(県外避難者支援事業)」の補助を受けて活動をおこなっております〔平成24~29年度〕。
平成29年度は、本事業に全国52団体(うち、九州からは、佐賀県・福岡県・沖縄県の3団体)が採択されています。〔採択事業団体一覧は
こちら をご覧ください。〕
東日本大震災発生から7年目となり、被災された方々の生活もより個別化し様々な状況です。本活動に参加いただく方たちにとって、生活の中の「とまり木」のような存在になれるよう、心を込めて、活動をおこなっていきたいと思います。