12月2日（金）、小城市立三日月中学校2年生の皆さん（１１０名）を対象に、デリバリング講座を実施しました。
本学からは、健康栄養学科 安田みどり教授と斎木まど香准教授、リハビリテーション学科 岸川 由紀講師が授業を行いました。

▼安田先生は、「リケジョ探偵団」と題し、”現場”に残されたお菓子の食べかけから、試薬を使ってビタミンを抽出したり、カロリー計算をしたりして、犯人を突き止める授業！
テレビ番組でいう「科捜研」のような推理に挑戦し、大いに盛り上がりました。

▼岸川先生は「筋収縮が波形に変わる」というテーマで電気と身体のふしぎな関係について授業をしました。
身体の中を電気が通っていくのを体感してもらうために、静電気を起こし、その電気をグループで手をつないで流す実験をしました。
冬特有のバチっとした静電気をあえて身体に流していくという実験に、みんなドキドキ。
あちこちから悲鳴（！？）が起こっていました。
また筋電図を使って、筋肉の収縮がどのように画面に表示されるかを試しました。
筋肉が動くときに実は身体に電気が走っていることに一同驚いた様子でした。

▼斎木先生は「これでおさらば！食中毒」がテーマ。
冬は寒くてついつい冷たい水で手を洗うのも億劫になりがち。
それに、菌は見えないから油断してしまいます。
そこで手のひらに残る菌を採取し、十分な手洗いの方法を学びました。

三日月中学校でのデリバリング講座は残すところあと１回。
２月１０日に実施されます。