幼児保育学科では、５月１９日（金）の3～４限目、２０日（土）の１～３限目「あすなろう（大学生活のデザイン）」にて、感染症対策に留意しながら保育研修を実施しました。
 
　保育研修では、研修の最後に１年生によるおとぎ話の劇発表を行います。入学して間もない１年生が、保育者に必要な表現力やイメージを形にして発表する機会です。昨年の劇活動を経験した２年生のグループリーダーが１年生をサポートしながら、劇活動のための台本の読み合わせ・制作・配役・立ち稽古などを１・２年生がいっしょに取り組んでいきます。
 
　１年生がリラックスしながら楽しんで表現活動ができるように、２年生は時間をかけて丁寧に企画・役割分担・打ち合わせなどを準備してくれました。研修では、親睦を図るためのスポーツレクレーションも行いました。
 
　１年生は、はじめは「劇をどういうふうに発表したらいいかイメージがつかない、演技ってどうやって練習すれば、また保育に生かすには何をポイントにすれば」といった戸惑いがあり少し緊張していた様子でした。ですが、２年生のリーダーが各グループにはいり、具体的に手本を示すことで、表現活動を楽しむことができていました。
　上左の写真が「ドッチビーのレクレーション」、上右が「劇の制作活動」になり、下左が「三匹の子豚」、下右が「ねずみの嫁入り」のおとぎ話の発表後の写真です。
　写真の笑顔からは、１・２年生がいっしょに協力して表現活動を行う楽しさと達成感がみてとれるように思います。
 
　１年生の皆さんが少しでも学生生活に慣れて保育を学んでもらえるように、２年生が支えてくれた保育研修となりました。皆さま、お疲れさまでした！