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幼児保育学科

    お知らせ2020.01.31
    令和元年度 子どもの支援Ⅰ(基礎・実習)後半基礎ユニットを行いました!
2020年1月25日(土)、西九州大学佐賀キャンパスにて、子ども発達支援士(基礎)プログラムのコア科目「子どもの支援Ⅰ(基礎・実習)」の後半基礎ユニット(後期集中講義)が西九州大学子ども学部、西九州大学短期大学部幼児保育学科合同で開催されました。
 
受講生は、前半基礎ユニットで、発達障害に関する基本的理解や目的意識をもって支援実習に臨むための講義・グループワークを行い、その後約1年間、それぞれ30時間以上の支援実習に参加しました。
そして、今回の後半基礎ユニットは、実習の振り返りや今後の課題について整理する構成となっています。
 
初めは、各自で1年間の実習を振返り、「支援実習を通して学んだこと」「これからやってみたいこと」をワークシートに記入しました。学生たちは、現場でご指導いただいたことや子どもたちから学んだことをしっかりと受け止め、振り返っているようでした。

 

その後、グループワークを行いました。自分たちの実習での学びを共有することで、新たな気づきが生まれ、今後の課題を明確にすることもできたようです。子どもとの遊びの展開をどう考えたらよいか、保護者の方に接するときにはどんなことを意識したら良いか、周囲との連携がスムーズにいくためには何が必要なのかなど、様々な視点からディスカッションする様子が見られました。

 

 

今年は、子ども発達支援士プログラムのOB・OG5名が協力してくださいました。子ども学科卒業生の坂元美帆さん、江島有香さん、大田加奈さん、幼児保育学科卒業生の米田 練さん、米田紗己さんが各グループについてくださり、「先輩子ども発達支援士を交えた交流会(質問会)」を行いました。

 

受講生は、1年間の実習で疑問に感じていたことや、どうしても上手くいかなかったこと、さらにスキルアップするための方法など、たくさんの質問をして、先輩方のアドバイスに熱心に耳を傾けていました。学生時代に学んだことが今の仕事にどのように活きているのか、先輩の経験談を聞き、在学生からは「とてもためになった。有意義な時間だった。」などの感想が聞かれました。

 

1年間の支援実習は終わりますが、ここからがスタート!今後は、これまで身につけた知識や技術を活かせるように、積極的に様々なことにチャレンジしながら、さらに学びを深めていってほしいと思います。障害のある子どもやその保護者と、共に歩みながら、成長していけるような「子ども発達支援士」が増えていってくれることを期待しています!
 
 
※子ども発達支援士は、幼稚園、保育所、小学校等に関する免許・資格を有する方で、子どもの成長・発達に関する知識や技術の学修をもとに、発達障害等のある子どもの困り感に気づき、子どもによりそった支援ができ、また保護者を支援できる方に対して、佐賀県の5つの大学と短期大学で組織された大学コンソーシアム佐賀が認定する資格です。