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幼児保育学科

    お知らせ2019.02.07
    平成30年度 子どもの支援Ⅰ(基礎・実習)後半基礎ユニットが開催されました!
 2019年1月27日(日)、西九州大学佐賀キャンパスにて、子ども発達支援士(基礎)プログラムのコア科目「子どもの支援Ⅰ(基礎・実習)」の後半基礎ユニット(後期集中講義)が西九州大学子ども学部、西九州大学短期大学部幼児保育科合同で開催され、2大学合わせて43名の学生が参加しました。
 
 受講生は、前半基礎ユニットで、発達障害に関する基本的理解や目的意識をもって支援実習に臨むための講義・グループワークを行い、その後約1年間、それぞれ30時間以上の支援実習に参加しました。
 そして、今回の後半基礎ユニットは、実習の振り返りや今後の課題について整理する構成となっています。
 
 今回も、昨年度に引き続き、子ども発達支援士プログラムのOB・OGとして社会で活躍している坂元美帆さん(保育所勤務、子ども学科卒、写真右)、米田 練さん(障害者施設勤務、幼児保育学科卒、写真左)にご協力いただき、「先輩子ども発達支援士を交えた交流会(質問会)」を行いました。
 

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  まず、坂元さんに「現職者として持っておくべき視点〜基礎資格から本資格に至るまで〜」をテーマに、障害についてより深く学ぶことの重要性や、子どもの気持ちに寄り添う保育の大切さなどをお話しいただきました。受講生は全員熱心に聴いていました。
 
  その後、2グループに分かれての質疑コーナーでは、「支援実習を行って、今何か役に立っていることはあるか」、「初対面の子どもとのかかわりはどうすればよいのか」、「遊具の片付けなど、気持ちの切り替えが難しい子どもに対して、どんな手だてをとるか」などたくさんの内容についてディスカッションを行いました。
 
 後半のグループワークでは、1年間の実習の振り返りとして、「支援実習を通して学んだこと、これからやってみたいこと」について、それぞれ振り返りを行いました。
 
 最後に、グループでの意見を模造紙にまとめて発表しました。
 環境構成の大切さ、子どもの特性の理解、支援者同士の連携、臨機応変に対応することの難しさなど、様々な学びがあったようです。また、もっと子どもたちと触れ合いたい、声かけや支援の仕方をより多く学びたい、積極的にボランティアに参加して実践的な知識を増やしたいなど今後の展望についての意見も出されました。
 
 受講生には、今後もさらに学びを深め、子どもの困り感に気づき、子どもに寄り添った支援ができる子ども発達支援士を目指していってほしいと思います!
 
 
※子ども発達支援士は、幼稚園、保育所、小学校等に関する免許・資格を有する方で、子どもの成長・発達に関する知識や技術の学修をもとに、発達障害等のある子どもの困り感に気づき、子どもによりそった支援ができ、また保護者を支援できる方に対して、佐賀県の5つの大学と短期大学で組織された大学コンソーシアム佐賀が認定する資格です。