短大部からのお知らせ TOPICS
お知らせ
- お知らせ2020.12.07
- 本学同窓会「松香会」から、在学生に寄付金が贈られました。
今年の在学生は、新型コロナウイルス感染症の影響でイベントが中止になったり、授業が遠隔授業となったりと、様々な面で不便や苦労を強いられています。その状況を見た短大部の同窓会組織である「松香会」から、日々の学生生活の励みにして欲しいと、12月2日に総額100万円の寄付がありました。
これを受けて、同日、この寄付金の贈呈式を執り行いました。
当日は、松香会から於保文子名誉会長、丹羽ヤエ子会長ほか6名が出席。本学からは、福元裕二学長のほか、留学生を含む在学生5名が学生代表として出席しました。
式では、於保名誉会長と福元学長のあいさつの後、学友会副会長の野田愛夏さんに、丹羽会長から目録が手渡されました。
その後、学友会会長の森裕輔君から、松香会へ謝辞が述べられました。
なお、寄付金については、在学生全員に本学レストランで使用できる金券として配布されます。
於保名誉会長のご挨拶の様子です。
同窓会の皆様、本当にありがとうございました。
於保名誉会長 挨拶
在学生の皆様へ
新聞等で新型コロナウイルスの影響をうけて全国の国公私立大学に及ぼす実態をしりました。発生以来、在学生の皆様、特に4月に入学された皆様は、対面授業が始まるまで、どんなに心細かったことか御案じ申しておりました。なにか同窓会としてお力添えできないかと大学側と協議を重ね、在学生全員にピナス(学食)の食事券を差し上げることになりました。西九州大学短期大学部(旧佐賀短期大学)同窓会は73年にわたる永原学園の歴史と共に歩んでまいりました。皆様からいただく入会金は主に会報作成・発行と卒業記念品となり、平成16年に発足した松香会は先生方と卒業生の善意により在学生のための奨学金学生支援に当てられています。
私はこの学園で学び、人として成長し、91歳の今を生きております。先生方は常に学生の身を案じられ、おいつくしみくださいました。人の心にやさしい教育と校風を残され有難く思い出しております。
これから歩まれる皆様方の時代と人生はどのようなものか想像もつきませんが、この学校の学びを基礎に、明るく、まっすぐに生きていただきたいと思います。
前日、大学一年生の方がインタビューに答えて「大学の食堂で友だちとお話しながらお食事がしたい」と話されたのをお聞きし、若い人の素直なお言葉に胸があつくなりました。
この学校は「食」を大切な柱としてこられました。バランスのとれた食事をお友だちと楽しく食することで不安のなかにも、満ち足りた気分になられるのではないかと存じます。
ささやかな贈物が日々、コロナに向きあって生きる皆様の心の支えになりますようにと念じています。
明日の幸せは今日をよく生きることからは始まります。今日、今からのお食事と午後いっぱいの授業を先生方と共に頑張ってください。
丹羽ヤエ子会長をはじめ、多くの卒業生が、皆様を応援しています。ごきげんよう。
これを受けて、同日、この寄付金の贈呈式を執り行いました。
当日は、松香会から於保文子名誉会長、丹羽ヤエ子会長ほか6名が出席。本学からは、福元裕二学長のほか、留学生を含む在学生5名が学生代表として出席しました。
式では、於保名誉会長と福元学長のあいさつの後、学友会副会長の野田愛夏さんに、丹羽会長から目録が手渡されました。
その後、学友会会長の森裕輔君から、松香会へ謝辞が述べられました。
なお、寄付金については、在学生全員に本学レストランで使用できる金券として配布されます。
於保名誉会長のご挨拶の様子です。
同窓会の皆様、本当にありがとうございました。
於保名誉会長 挨拶
在学生の皆様へ
新聞等で新型コロナウイルスの影響をうけて全国の国公私立大学に及ぼす実態をしりました。発生以来、在学生の皆様、特に4月に入学された皆様は、対面授業が始まるまで、どんなに心細かったことか御案じ申しておりました。なにか同窓会としてお力添えできないかと大学側と協議を重ね、在学生全員にピナス(学食)の食事券を差し上げることになりました。西九州大学短期大学部(旧佐賀短期大学)同窓会は73年にわたる永原学園の歴史と共に歩んでまいりました。皆様からいただく入会金は主に会報作成・発行と卒業記念品となり、平成16年に発足した松香会は先生方と卒業生の善意により在学生のための奨学金学生支援に当てられています。
私はこの学園で学び、人として成長し、91歳の今を生きております。先生方は常に学生の身を案じられ、おいつくしみくださいました。人の心にやさしい教育と校風を残され有難く思い出しております。
これから歩まれる皆様方の時代と人生はどのようなものか想像もつきませんが、この学校の学びを基礎に、明るく、まっすぐに生きていただきたいと思います。
前日、大学一年生の方がインタビューに答えて「大学の食堂で友だちとお話しながらお食事がしたい」と話されたのをお聞きし、若い人の素直なお言葉に胸があつくなりました。
この学校は「食」を大切な柱としてこられました。バランスのとれた食事をお友だちと楽しく食することで不安のなかにも、満ち足りた気分になられるのではないかと存じます。
ささやかな贈物が日々、コロナに向きあって生きる皆様の心の支えになりますようにと念じています。
明日の幸せは今日をよく生きることからは始まります。今日、今からのお食事と午後いっぱいの授業を先生方と共に頑張ってください。
丹羽ヤエ子会長をはじめ、多くの卒業生が、皆様を応援しています。ごきげんよう。
同窓会名誉会長 於保 文子
同窓生一同