現在、発達障害のある子どもの教育や支援に関連して、SDGsや共生社会、インクルーシブ教育システムや合理的配慮など、様々なキーワードの元、教育や福祉、医療や行政等をはじめ様々な分野においても、種々の支援や配慮、施策等が整ってきています。そこで、これらの専門家がその分野を超えて、その知見と共に現状や課題を交流する場を通し、今後の発達障害のある子どもをはじめとする、子どもの教育や支援について考える「発達障害支援勉強会」を令和4年度に発足しました。その中で県内の医療・福祉・教育・行政・民間療育機関等から、発達障害支援のキーパーソンとなる方々の参加を得て、活発な意見交流を重ねてきています。
　今回は、より多くの方々と一緒に発達障害支援についての現状と課題、そして今後の方向性について考える場として「発達障害支援フォーラム（仮）」を開催することとなりました。発達障害支援の第一人者である竹田契一先生（大阪医科薬科大学LDセンター顧問・大阪教育大学名誉教授）の基調講演に続いて、佐賀県内の発達障害支援の最前線でご活躍の方々に、具体的な支援の実践例や連携、施策等についての話題提供をお願いしました。発達障害支援について、今求められていること、これから求められることについて、共に考えていきたいと思います。

フォーラムチラシ

○テーマ：これからの発達障害支援について考える
○日時：2023年9月2日（土）13:00～16:30
○会場：アバンセ　ホール
○第１部　基調講演
「最近の発達障害・周辺の動向と課題」
講師　竹田 契一　氏　
（大阪医科薬科大学LDセンター顧問・大阪教育大学名誉教授）
○第２部　シンポジウム
  「佐賀県の発達障害支援の今とこれから（仮）」
登壇者　　　　    中尾 恵子  氏（武雄市立山内中学校 校長）
山田 美穂子  氏（放課後スクール・ユニスクさが 教室長）
日野 久美子  氏（西九州大学 特任教授）
古賀 義孝  氏（佐賀県療育支援センター 所長）
アドバイザー　    竹田 契一  氏（前述）
コーディネーター　上野 景三  氏（西九州大学 副学長）
○参加費　無料

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