平成31年3月2日と3月16日の2日間、1組の親子を対象として親子クッキングを行いました。今回は、環境に慣れてもらうことと食材に触れることで食べ物に興味を持ってもらうこと、そして集中してクッキングに取り組めるかを目的として行いました。

　親子クッキングはほとんどの作業を子どもが行い、難しそうな場面は母親が手伝うという形で進めていきました。最初は包丁の使い方が上手くいかない様子でしたが、次第に慣れ、2回目のクッキングでは包丁を使うことを楽しんでいる様子で、料理は楽しい！と喜んで参加してくれました。お母様からは、「包丁の使い方を覚えていて、ギコギコと動かす動作が前よりも上手になっているようでした」、「包丁でもフライパンでも左手を添えるということを忘れずにできていて成長を感じました」、「本人が楽しかった、美味しかったと言っていたのが一番の満足です」とのコメントをいただき、たった2回の実施ではありましたが満足度は高かったようでした。

　来年度の本研究に向け、今回の親子クッキングを振り返り改善していきたいと考えております。この研究にご協力いただきましたことに御礼を申し上げます。

食生活支援コース
地域生活支援学科
武富和美

左下2枚の画像は視線分析のデモンストレーションです。右端は実際にお子さんが食事している時の視線分析画像です。