ドイツとスロヴェニアへ11日間（3月7日～17日）の福祉研修に行って来ました。参加者は、社会福祉学科、健康栄養学科およびリハビリテーション学科の教員3名と各学科の学生7名でした。ドイツではミュンヘンに滞在し、ホームレスを支援するデイケアや暴力・性的犯罪者への心理カウンセリングセンター、幼稚園および老人ホームなどを見学しました。それぞれの施設担当者から説明を受け、質疑応答や意見交換などを行い、日本との法制度の違いや具体的な支援方法について理解を深めました。また、アウクスブルグでは、16世紀に設置された世界最古の社会福祉住宅フッガーライを見学しました。いまだに現役であることに驚き，また長期間持続可能な福祉サービスに興味を持ちました。6日目にはミュンヘンを出発し、列車にてスロヴェニアへ移動しました。西九州大学の協定校であるリュブリャナ大学文学部、社会福祉学部、健康科学部および大学附属病院の施設見学を行いました。また、これからの共同研究や学術交流について話し合いを行いました。最後日には、ブレッド湖と世界遺産である水銀鉱山の町イドリヤを訪問しました。いちども雨にあうこともなく恵まれた天候のなか研修を無事に終えることができました。学生さん達の日頃の行いが良かったのでしょうね。