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大学関連情報一覧 佐賀産業界との共同事業

地元産業界等と連携した実践的PBLを含む授業科目の実施について 2023年度

本学では、連携先の豊富な実務経験を基に、指導・支援者として現場で実際に求められる内容や対応方法について実践を交えて学び、その学びから、自己の価値観や考えを改めて認識し、実際の地域の様々な人々に向けた支援の具体的な方策を創造する力を身に付けることを目的に、実践的なPBL(課題解決型学習)を含む授業科目を展開しています。

1. 連携している地元産業界等の組織名

(株)くまもと健康支援研究所、(一社)佐賀県パラスポーツ協会、神埼市、中原特別支援学校など

2. 当該授業等を実施する学部・学科

 健康福祉学部 スポーツ健康福祉学科
 

3. 授業科目名

 「地域スポーツ実践演習Ⅰ」、「地域スポーツ実践演習Ⅱ」
 

4. 当該授業を開講する目的

 この授業では、実践を通じて学び、地域での指導力を養うことを目的としています。学生は理論と実践の統合体験を通して、地域住民の多様なニーズに応じた運動・スポーツ活動を指導、支援していくための知識と態度を身につけます。

5. 当該授業等の具体的な内容

 学生が対象者に対する実践プログラムを作り、そのプログラムの内容について提携先や教員と相談しながら、内容をブラッシュアップしたのち実践しました。この実践経験を経て、指導者の役割理解とスポーツ参加促進に必要な知識・技術、安全管理や体調管理の基礎を学び、指導場面で必要な知識・態度・技術を習得します。

 
(1)幼児運動あそび教室
 幼児が運動遊びに取り組む中で「身体を思いっきり動かして楽しく遊び、力を出し切る」「できないことができる、できることがうまくなる」ことを体験できるようなプログラムを提供した。


 
(2)放課後児童クラブ
 放課後の居場所としての児童クラブで、児童の自主性や社会性、創造性の向上に資する運動・スポーツ活動の場を提供した。



 
(3)障がい児スポーツ教室
 障がいをもつ子どもたちに運動・スポーツを楽しんでもらうために、障がいの状況に応じた種目の選択、指導の工夫などを学び、実践した。



 
(4)介護予防レクリエーション
 認知機能の低下やロコモの発症予防をねらいとする脳トレやストレッチ、レクリエーションなどのプログラムを提供し、神埼市や佐賀市在住の高齢者と学生との交流の場を提供した。

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