活動日時: 令和2年2月12日(水) 10時00分~17時00分
活動場所: 佐賀メディカルセンタービル
4階城内記念ホールおよび1階健康支援センター
活動内容: 食育推進交流会の実施
対 象 者: 受講者104名
管理栄養士、栄養士、学校関係者、幼稚園関係者、保育所などの児童福祉施設関係者
市町行政関係者、県行政関係者、ヘルスメイト、ふるさと先生、その他(企業など)
活動者数:ボランティア学生8名
教職員10名
西九州大学が佐賀県及び佐賀県教育委員会と結んでいる「食育についての連携・協力協定」に基づいて、今年も「令和元年度食育推進交流会」を実施しました。
平成18年度から始まった同交流会も、今年度で14回目を迎えます。
今年のテーマは
「地域で支えるいきいき佐賀~健康寿命の延伸を目指して~」でした。
佐賀メディカルセンタービルを会場に
4階城内ホールで講演、パネルディスカッションを実施しました。
1階の西九州大学グループ健康支援センターでは測定会とブース出展を行いました。
講演の様子です
西九州大学健康栄養学部の草野教授が
さまざまな調査結果を示しながら
健康寿命を伸ばすために必要なことを
笑いも交えながら、わかりやすく講演されました。
続いて、パネリストの方から、「地域で支える健康寿命」をテーマに、
それぞれ約10分ずつ事例発表をしていただきました。
≪パネリスト≫
医療法人ひらまつ病院 管理栄養士 入部 瑠夏氏、
医療法人ひらまつ病院VIVOビレッジ健康村 健康運動指導士 古川 武 氏
佐賀市大和地域包括支援センター センター長 平方 啓義 氏
丁寧でわかりやすい資料を作成していただき、それぞれの取り組み状況を発表していただきました。
パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションでは
健康寿命の延伸に向けて取り組む中で感じる今後の展望や課題について
それぞれのお立場から意見をお伺いしました。
その後は、1階西九州大学グループ健康支援センターに移動し、交流会
すこやかキッチンスタジオ
佐賀県産こだわり食材の試食および販売コーナー
▶県内7つの企業様、団体様のご協力のもと、さまざまな食品が並びました
JAビバレッジ佐賀様 丸秀醤油様 諸富豆腐様
天野商事様 大串製菓様 いな吉様
佐賀県ヤクルト販売様
多目的ルーム
▶県内3つの団体様のご協力をいただき、各種測定会を実施しました
佐賀県医療生活協同組合様
血圧・体脂肪測定、血管年齢測定を実施。看護師による健康相談もありました
血管年齢は「先着25名様」を超えてしまうほど大人気のコーナーでした
佐賀県口腔保健支援センター様
日頃なかなか測ることがない舌圧・口唇圧を測定してもらえるコーナーや噛む力を測る
コーナーなど、2名の歯科衛生士が対応してくれました
ミズ様
ポスター展示
管理栄養士のみなさんによる味覚チェックコーナーや野菜クイズなど
1日に必要な野菜摂取量350gをチェックするコーナーも人気でした
西九州大学健康栄養学部
体成分分析装置In Bodyを使って、体脂肪量や筋肉量などを測定しました。
授業で扱ったばかり、ということで、学生が一生懸命対応してくれました
参加者の感想
講演では、データに基づいた考察をわかりやすく、時に笑いを交えながら話されたので興味深く聞くことができた。
健康寿命の延伸を地域で進めていく必要性を感じた。
健康寿命を伸ばすためには食物・栄養も大切だが、人とのつながりや地域で支えることが最も大切だと思った。ヘルスメイトとして少しでもお役に立てたら、と思う。
初めて参加したが、講演では、健康であるために何をしたらいいのかが理解でき、とても有意義な時間となった。また、測定ブースでは普段できない体験ができて楽しかった。数値で見ると自覚しやすいと感じた。
ご参加いただき、ありがとうございました