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　普茶料理とは…約300年前、中国「明」の隠元禅宗が京都宇治に
黄檗（おうばく）山萬福寺を建立した折から伝わる精進料理です。１つの卓を4人で囲み、
大皿に盛られた料理を各自が皿に取り分けて食べ、身分の分け隔てなく楽しむ料理とされています。

　普茶料理では、昆布出汁、葛や芋類、季節の野菜をふんだんに使います。卵ではなく豆腐を使った卵焼き、山芋を使ったかまぼこなど、趣向を凝らした「創作料理（もどき料理）」が目の前に並びます。

　「勉強になる活動」と、学生さんにも人気のボランティアのひとつです。
今回は教職員もお招きにあずかり、貴重な体験をさせていただきました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おぎ春香会のみなさま、ありがとうございました

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  席につくと、まず、柿に似せたお茶菓子をいただきます

  　
               舌だけでなく、目でも秋を味わうことができます

    
 中国に由来する料理なのでシュウマイや春巻きのような品も並びました

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   卵を使わずに山芋と昆布出汁でつくる茶碗蒸し

   
 初めて参加する1年生。ちょっと緊張しながらも一生懸命に頑張ってくれていました
2回目、3回目の参加となる2年生は、調理も配膳も手慣れたものでした

準備から始まり、調理、配膳、接客に後片づけと1日大忙しの学生ボランティア。
お疲れさまでした

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見た目も美しく、季節感あふれる品々…
卵を使わない茶碗蒸しなど、普段の食卓ではお目にかからない品もあります
品数も多く、最後はお腹も心も満たされました

　相席した方にお話を伺うと、毎年、普茶料理食事会を楽しみにされていて、もう10年ほど参加されているそうです。
　また、今回は若いスタッフも参加されたそうで、この伝統ある食文化が受け継がれていることを頼もしく思いました。
　機会があれば、ぜひ1度体験していただきたい食事会です