活動日時: 平成27年11月22日(日) 9時~16時
場 所: 小城公民館晴田支館
活動内容: 普茶料理の調理、盛り付け、配膳、接待、後片付け
お客様数: 約60名
活動者数: あすなろ隊2名
普茶料理は、江戸時代初期に黄檗宗の開祖・隠元禅師によって中国からもたらされました。葛と植物油を多く使った濃厚な味、一つの卓を4人で囲む形式が特徴の精進料理です。
この伝統ある普茶料理を守り続けようと、地元の主婦が中心となって結成した「おぎ春香会」が、春と秋の年2回、食事会を開催しています。この食事会へ、春に引き続き、あすなろ隊2名が参加しました
色鮮やかなこれらの料理は、なんとすべて植物性の食材だけで作られています
鰻・・に見えるのも、実は、豆腐や山芋を使って見立てたもの
腹の部分は包丁で線を入れ、一つ一つ丁寧に仕上げます。
まさに小城に誇る伝統料理
ボランティアに参加したあすなろ隊も、伝統を引き継ぐ担い手として、今後の活躍を期待します
**あすなろ隊の感想
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・食事に来られたお客さんから、自分の担当していなかった料理の作り方を聞かれたりしたので、料理についてさらに知識が必要だと思った。秋のメニューは色鮮やかでとても素敵だった。ぜひ今後の活動にも参加していきたい。
・どの料理も手が込んでいて、季節感があり真心がこもったものばかりだった。歴史ある普茶料理だが、参加者に若い人がいなかったのが残念だったので、今回の活動をきっかけに、普茶料理のことを学んで、これからの世代の人にも伝えられたらと思った。