健康栄養学科3年生プレゼンツ
栄養教室:毎日を元気に過ごすための「野菜のとり方」について知ろう
~冬野菜で生活習慣病予防~
7月14日(金)
・毎日を健康に過ごすための野菜摂取についてのお話
・おすすめ野菜料理の試食会(冬野菜)
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3年生が履修する「健栄ゼミ(展開)」の授業では、地域住民の方を対象とした栄養教室を西九州大学グループ健康支援センターで行っています。
テーマは、佐賀県でも摂取量が足りていない「野菜」のとり方に関するもので、クラスによって、「春野菜」「夏野菜」「冬野菜」を使用した3回の講座を展開しました。
今回は最終回の「冬野菜」です。
このHPで講座内容の一部を紹介します。
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7月14日(金)開催:講座と冬野菜を使った料理の試食会
★講座の前には、講座担当者が積極的に参加者とコミュニケーション!雰囲気を和らげます。
★「冬野菜で生活習慣病予防」をテーマに栄養講座が始まりました! 熱心に聴講いただいてます。
★講座では
・生活習慣病を予防し、健康な生活を維持するために推奨されている野菜の摂取量は、1日350g必要。
・しかし、全国の平均摂取は男女とも不足し、さらに佐賀県民の平均摂取量は全国の平均摂取量よりも少ない状況で約80g(小鉢1杯分)目標に足りていないそうです。
・そこで、佐賀県では、①食事は野菜から食べ、よく噛んでたべる➁1日、今より小鉢1杯(80g)増やすなどの「ベジスタ」運動に取り組んでいることが紹介されました。
・野菜に含まれる栄養素の効能には
〇ビタミンC・ビタミンE:血流を良くし、心臓病を予防
〇β―カロテン:活性酸素の発生を抑え動脈硬化を予防
〇カリウム:ナトリウムを排出し、高血圧を予防
〇食物繊維:血糖値上昇抑制、血中コレステロール低下、便秘予防などの効能があり、
・冬野菜には、
〇身体を温める
〇免疫力を増し、風邪やインフルエンザ予防などの特徴があることなどが紹介されました。
★講義中にも調理班の学生が試食の調理を進めます
★本日の冬野菜を使った試食のメニューは16種類。
野菜は、白菜・大根・ほうれん草・青梗菜・小松菜・れんこん・ブロッコリー・長ネギです。
★参加者へ試食が配られます。
★いよいよ美味しく楽しい試食タイム!
★試食後は参加者に感想を伺い、アンケートに記入いただきます。
★講座も終了。お帰りには冬野菜のレシピ集をプレゼント
★参加いただいた皆さんからは「美味しかったよ!さっそく、地域の料理教室で使うよ!」とのお声かけもありました。
★3回の「春野菜」「夏野菜」「冬野菜」の講座では、学生の皆さんが2年生から試行錯誤しながら作り上げたレシピ集をもとに、少しでも手軽に旬の野菜を摂っていただけるよう、熱心に講座や調理に取り組まれていました。
★ご参加いただいた皆さんにもその思いが通じ、野菜摂取の必要性、上手な摂取法を理解され、試食を通じて実感した美味しさをこれからも実践し、広げたいと思われたようです。
★取材させていただき、ありがとうございました。