活動日時: 令和5年2月14日(火) 13時~16時半(準備開始 9時半~17時終了)
活動場所: 佐賀メディカルセンタービル 4階城内記念ホール
活動内容: 食育推進交流会の実施
対 象 者: 参加者106名(会場58名、web参加48名)
管理栄養士、栄養士、学校関係者、幼稚園関係者、保育所などの児童福祉施設関係者
市町行政関係者、県行政関係者、ヘルスメイト、ふるさと先生、その他(企業など)
活動者数:ボランティア学生4名
教職員8名
西九州大学では、佐賀県及び佐賀県教育委員会と結んでいる「食育についての連携・協力協定」に基づいて、平成18年度から毎年「食育推進交流会」を開催しておりました。
コロナの影響で開催を見送っておりましたが、このたび2年ぶりに開催の運びとなりました
今年のテーマは「佐賀県の食育・食品ロス削減を推進しよう」でした。
佐賀メディカルセンタービル、4階城内ホールを会場に講演、パネルディスカッション、ブース出展を通した交流会を行いました。
≪講演の様子≫
まず、本学健康栄養学部講師の船元先生より
「第4次食育推進基本計画」と題して国の計画の概要についてお話いただきました。
つづいて、佐賀県くらしの安全安心課食育計量担当中島係長より
「佐賀県食育・食品ロス削減推進計画」について概要説明と県の取組紹介をいただきました。
≪パネリスト4名による事例発表≫
「つなげよう!佐賀県の食品ロス削減」のテーマで
フードバンクさが様、子ども食堂さが様、イオン九州(株)様、佐賀県立伊万里実業高等学校様から、
それぞれ具体的な取組や現状の課題についてお話いただきました。
たくさんのデータ資料をもとにわかりやすくお話していただき、参加者は熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
フードロス削減推進や子ども食堂への関心の高さがうかがえました。
≪パネルディスカッション≫
事例発表の後は、4人のパネリストの方々にご登壇いただいてパネルディスカッション
食品ロスへの問題意識や子ども食堂への関心はあるけれども、実際にどのように行動したらいいんだろう
具体的に活動している方や企業の取組を知ることで、自分にもできることが見つかるかもしれません。
質問もたくさん出て、活発なディスカッションの場となりました
≪交流会≫ブース出展
今年はパネリストのみなさんにそれぞれブースをご出展いただきましたので、各パネリストの方々と参加者が直接お話できました。どのブースも盛況でした
このような出会いを通して人の輪がつながり、活動も広がっていくのでしょう
参加のみな様にもご家庭より食品を持ち寄っていただき、フードドライブにご協力いただきました。ありがとうございました
西九州大学のブース
アスパラソースやフリーズドライの野菜スープ、ひしぼうろの他、
学生が開発したハンドクリーム
も紹介!こちらは3月発売だそうです
また、神埼市商工観光課様より桑菱茶のご提供をいただきましたので、参加者にサンプルをお配りしました
≪参加者の感想≫(抜粋)
・初めて食育交流会に参加し、めったに交流する機会がない様々な団体や地域の大学、企業の方の話が聞けてとても勉強になった。
・様々な立場の方の食品ロスに対する取り組みを知ることができて、とても勉強になった。学校給食で取り組める食品ロス削減について考えていきたい。
・食品ロスについて、一人ひとりが考えていくことの大切さを実感する。食品ロス削減のために行われているフードドライブが各地域の社会貢献につながっていると知ることができた。
・子ども食堂の活動もとても魅力的で、地域のために活動している方々への尊敬の念が大きくなった。
コロナ禍で活動や行動が制限されてきたからこそ、今回の開催に対して参加のみな様の反響は大きく、
改めて食育推進交流会の意義を確認できました。
これからも、県内で食育推進活動に取り組む方々と地域の方々とをつなぐ場として
地域活動に少しでも貢献できればと思います。
講師およびパネリストのみな様、そしてご参加いただいたみな様、
ありがとうございました