心や対人関係を豊かにする表現療法（集団心理療法）である「心理劇」のワークショップが、9月23日―24日の２日間、本学佐賀キャンパスで開催されました

　これは日本臨床心理劇学会の主催によるもので、関東から九州・沖縄までの精神科病院、福祉施設、大学などで働く実践家や、対人支援職を目指す学生ら約80名が参加されました

　本学からも「芸術療法Ⅱ（心理劇の理論と実際）」の授業を受講した3～４年生や大学院生が参加し、今回の参加によって学会認定資格「心理劇技能士」の申請条件を満たす人も誕生しました

　人前に出たり人と関わることが苦手と思っている人も、楽しい雰囲気の中で自然に参加することができ、人間関係について多くを学んだようでした

以下は、参加学生の感想です 
・日常生活を送る上で普段立つことのできない立場に立てて、新たな視点や考えを身につけることができた
・普段関わることが少ない年代の方々と関わることができた
・強制させることなく、主体性を大切にすることの重要さについて感覚的に理解できた
・大学の講義とはまた違う世界観で勉強になった
・自分自身と他者への理解を深めることができた
・参加者それぞれが所属している場所での心理士としての活動ややりがい、また大学生は大学生活のことについてことなどの多くの意見交換をすることができた