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心理カウンセリング学科

    お知らせ2018.07.24
    【心理カウンセリング学科】 授業紹介「カウンセリング実践演習Ⅱ」
この授業は3年生の前期・後期にわたって開講する、通年の授業です。
 授業形態は、前期は、実際に受講者同士で「ロールプレイ(実際に起こる場面を想定して、それぞれが役割を演じ、疑似体験を通して相手の気持ちを理解する・対応方法について考えてみること)」や集団討議を行う、演習形式で行っています。
 受講している学生にとっては、普段学習も生活もともにしている相手と、急に相談場面を演じたり、セラピストとして振る舞うことを課題として出されたりするため、最初はとても恥ずかしがったり、少々おちゃらけた態度をとってしまうこともありました。
 しかし、毎回のロールプレイや集団討議を重ねていくにつれて、専門家としての学びを体験から実感することができてくるようになり、それと同時に演じることや、議論する態度が、積極的なものへと変化していきました。
 
 こころを学ぶためには、まず自分のこころを知ることが重要です。
 この授業が、受講生の自らを静かに見つめる時間になればと、毎年課題も工夫を繰り返しています。学生と一緒に作りだす授業であり、私自身、自分を見つめる時間になっています。

   

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