平成２９年５月２１日（日）、心理カウンセリング学科3年生の「あすなろう体験Ⅲ」で、かえでの会の皆さんと一緒に、神埼市立中央公民館で活動を実施しました

 

 

「あすなろう体験Ⅲ」では、障害のある児・者の特別支援学校卒業後の地域生活、特に余暇活動のありかたについて、実践活動を通した課題解決型学習（PBL）を行っています

 

今年は、昨年度に引き続き「かえでの会」（主として神埼市に在住の障害児・者及びその家族で構成されている当事者団体）と土日の余暇活動を年４回計画しています今回が１回目の実践活動の日でした


障害者の方7名とそのご家族、学生11名、神埼市役所や吉野ヶ里町役場の職員さんなどたくさんの方が参加して、いっしょに楽しい休日を過ごしました


学生が自ら企画を考え、「かえでの会」の代表の方と学生が連絡を取り合いながら準備を進め、当日の司会進行・仕切りも学生が中心となって進めました

　　

朝の活動はボッチャをしたり、折り紙で紙飛行機を作ってそれを飛ばしたりしました
ボッチャではAチームとBチームに分かれて得点を競いました。どちらのチームも頑張っていました
折り紙では紙飛行機のほかに風船や手裏剣などさまざまなものを作っていました

　　

ランチには「かえでの会」のお母さんが作ってくれた親子丼を食べました　おいしかったです
昼の活動はみんなでアルバム作りをしました
みんなそれぞれ思い出の写真を選んで、自分だけの素敵なオリジナルアルバムを作っていました

　　

最後に今日作ったアルバムをみんなの前で発表しました

活動は楽しく充実していた一方で、自発的に臨機応変に動けなかったことや障害者の参加者に対する接し方でとまどったことなど、たくさんの反省がありました　学生たちは自分たちで考えて動いたことで、大きな成長ができたと思います　今回反省したことを次の活動で活かしてくれることでしょう

　　

※今回の活動の様子が佐賀新聞（2017年5月23日）に紹介されました

 

文責：心理カウンセリング学科　教員　植田　啓嗣