３月５日（日）、吉野ヶ里町三田川健康福祉センター「ふれあい館」にて、第4回かえでの会が開催されました。

心理カウンセリング学科では、3年生になると「あすなろう体験Ⅲ」という授業を選択で履修できます。
この授業は、地域に学生が出ていき活動を行う中で発見した課題を、どうやったら解決できるかアイディアを立案するというPBL学習となっています。
今年この授業を履修した学生が全て「特別支援学校」の教員を希望していることもあり、地域における障害児・者の余暇支援の充実について考えようと、「かえでの会」（主として神埼市に在住の障害児・者及びその家族で構成されている当事者団体）のご協力をいただき、年4回活動を計画立案・実施します。今回は4回目の活動でした。

4回目ともなると、学生の準備は大変円滑になっており、企画についても参加される方々を思い浮かべながら作り上げていく頼もしい姿がみられました。
また、今回は学部2年生でこの活動に関心を持つ有志も参加し、にぎやかな会になりました。

当日。
学生と参加者の方の司会で、開会式を行いました。





みんなで始まるのを待っていま～す

最初の企画は、全員で風船バレー


うちわであおいだり、手でアタックしたり、参加者の方々と学生とが楽しく交流する時間となりました


午前の企画2では、それぞれの参加者の方々の興味・関心に合わせて活動ができるように、いくつかの遊びブースを準備し、ご自身のペースで楽しめるように場を作りました。

アイロンビーズ作りコーナーです。
真剣な表情で制作しています

何ができるか、楽しみですね


こんな感じはいかがですか？



パズルを使って、面白そうな配列を考え出していますね

みんなそれぞれのペースで、楽しく午前中の活動は終了しました。

また昼食には、保護者の方お手製の美味しいちゃんぽんとチョコレートムースなどなどをいただきました。

午後からは、学生と一緒に活動を振り返りながら「思い出アルバム」を作成しました。
これは、午前中の活動の様子をカメラで記録し、その場で印刷。参加者の方に写真を選んでもらい、今日の活動の思い出をアルバムとして毎回作成するものです。

今年度の活動は、今回で終了です。
学生には毎回学ぶことが多く、貴重な臨床の場となっています。

また次年度の活動が始まりましたら、その様子をアップします。
「かえでの会」の方々、今回も本当にありがとうございました。