学部・学科からのお知らせ TOPICS
心理カウンセリング学科
- イベント2017.03.14
- 【心理カウンセリング学科】米国教育施設研修レポート第3弾(最終回)!
いよいよ、今回の米国教育施設のフィールドワークも大詰めです。早稲田大学教職大学院生の方々と頑張ります
今回の訪問先は、サンフランシスコのソノマ郡にあるペタルマ市の教育委員会と公立のブルックヘブン中学校です。
まずは、ペタルマ市の学区教育委員会に行き、教育長と副教育長から、様々な問題を抱えた児童生徒に対する取り組みについ、レクチャーを頂きました。
ペタルマ市の教育委員会では、高校卒業率が他の自治体に比べて、高い水準を維持しているとのことでした。特に、学校では「出席日数」、「成績」、「態度・行動」の3点について、教育委員会として基準を設けて、先生方の足並みを揃えた指導を促しているとのことでした。
また、教育委員会では、特にオルタナティブ学校の教師に対する研修に力を入れているとのことでした。教育研修では、児童虐待をはじめ、家庭環境によってマイナスの影響を受け続けている子どもがどのような心理・精神的な状況になっているのかについて、丁寧に研修を行っているとのことでした。
大変熱意のある教育長と副教育長のお話に感銘を受けました。また、多くの質問に対して、分かりやすく答えて下さいました。
次の訪問先は、公立のブルックヘブン中学校です。カリフォルニア州の公立中学校(ミドルスクール)は2年制(第7・8学年)、または3年制(第6・7・8学年)のところが多いそうですが、ブルックヘブン中学校は4年制(第5・6・7・8学年)をとっているとのこと。
校長先生が丁寧に学校の教育活動について説明して下さいました。印象に残ったことは、いじめ予防の取組でした。セーフ・アンバサダー・プログラムといって、推薦された生徒たちが校内の見回りをして、問題を発見した場合は、教師に報告したり、生徒同士で解決に向けて話し合い活動を行っているとのことでした。
また、出席や態度、学業に関することなど、生徒のポジティブなことについては、定期的に全校集会で表彰しているそうです。ちょうど、本日がその全校集会での表彰日で参観をさせていただきました。表彰された生徒たちは大歓声の中、照れくさそうに賞状をもらっていました。その姿が可愛らしかったです
そして、全校集会を参観した後に、スクール・サイコロジスト(日本のスクールカウンセラーに近い存在)の先生に個別インタビューをさせていただくことができました
カリフォルニア州のスクール・サイコロジストは、基本的に皆、博士号を取得している専門家だそうです。
インタビューをさせていただいた先生は、2つの学区内にある複数の学校を回っているそうで、今日はたまたま、ブルックヘブン中学校でのカウンセリングの日でした。お会いできて、本当にラッキーでした
西九州大学の学生も大興奮で、電子辞書を使ったり、身振り手振りで一生懸命質問をしました。スクール・サイコロジストの先生も分かりやすい英語で丁寧に回答をして下さいました
スクール・サイコロジストの先生は、主に発達障害の子どものアセスメントや精神疾患のある子どもについては、医療機関に紹介する等の仕事をしているそうです。その他、障害を抱えている児童生徒について、どのような支援が行われているのか等、いろいろなことをインタビューできました。
ここでフィールドワークは終了
たくさんの現場をまわり、様々な方々から貴重なお話を伺うことができました。わずかな日数でしたが、本当に充実した有意義な時間を過ごすことができました
フィールドワーク後にソノマ郡からサンフランシスコへ移動
そして、翌朝、米国研修の最終日
今日は西九州大生の2人は、サンフランシスコを自由見学
ゴールデンゲートブリッジをはじめ、フィッシャーマンズワーフ(ピア39)やユニオンスクエア界隈をくまなく散策。
へとへとになるまで歩きましたが、疲れを忘れるくらい楽しい思い出になりました
今回の学校等の訪問先の選定について、コーディネートを務めてくださったダリル・ヤギ先生に心から感謝いたします。また、今回のフィールドワークについて、早稲田大学教職大学院の皆さまと合同で実施させていただけたこと、本当に有意義でした
ありがとうございました
カリフォルニアにまたいつか来たいです
今回の訪問先は、サンフランシスコのソノマ郡にあるペタルマ市の教育委員会と公立のブルックヘブン中学校です。
まずは、ペタルマ市の学区教育委員会に行き、教育長と副教育長から、様々な問題を抱えた児童生徒に対する取り組みについ、レクチャーを頂きました。
ペタルマ市の教育委員会では、高校卒業率が他の自治体に比べて、高い水準を維持しているとのことでした。特に、学校では「出席日数」、「成績」、「態度・行動」の3点について、教育委員会として基準を設けて、先生方の足並みを揃えた指導を促しているとのことでした。
また、教育委員会では、特にオルタナティブ学校の教師に対する研修に力を入れているとのことでした。教育研修では、児童虐待をはじめ、家庭環境によってマイナスの影響を受け続けている子どもがどのような心理・精神的な状況になっているのかについて、丁寧に研修を行っているとのことでした。
大変熱意のある教育長と副教育長のお話に感銘を受けました。また、多くの質問に対して、分かりやすく答えて下さいました。
次の訪問先は、公立のブルックヘブン中学校です。カリフォルニア州の公立中学校(ミドルスクール)は2年制(第7・8学年)、または3年制(第6・7・8学年)のところが多いそうですが、ブルックヘブン中学校は4年制(第5・6・7・8学年)をとっているとのこと。
校長先生が丁寧に学校の教育活動について説明して下さいました。印象に残ったことは、いじめ予防の取組でした。セーフ・アンバサダー・プログラムといって、推薦された生徒たちが校内の見回りをして、問題を発見した場合は、教師に報告したり、生徒同士で解決に向けて話し合い活動を行っているとのことでした。
また、出席や態度、学業に関することなど、生徒のポジティブなことについては、定期的に全校集会で表彰しているそうです。ちょうど、本日がその全校集会での表彰日で参観をさせていただきました。表彰された生徒たちは大歓声の中、照れくさそうに賞状をもらっていました。その姿が可愛らしかったです
そして、全校集会を参観した後に、スクール・サイコロジスト(日本のスクールカウンセラーに近い存在)の先生に個別インタビューをさせていただくことができました
カリフォルニア州のスクール・サイコロジストは、基本的に皆、博士号を取得している専門家だそうです。
インタビューをさせていただいた先生は、2つの学区内にある複数の学校を回っているそうで、今日はたまたま、ブルックヘブン中学校でのカウンセリングの日でした。お会いできて、本当にラッキーでした
西九州大学の学生も大興奮で、電子辞書を使ったり、身振り手振りで一生懸命質問をしました。スクール・サイコロジストの先生も分かりやすい英語で丁寧に回答をして下さいました
スクール・サイコロジストの先生は、主に発達障害の子どものアセスメントや精神疾患のある子どもについては、医療機関に紹介する等の仕事をしているそうです。その他、障害を抱えている児童生徒について、どのような支援が行われているのか等、いろいろなことをインタビューできました。
ここでフィールドワークは終了
たくさんの現場をまわり、様々な方々から貴重なお話を伺うことができました。わずかな日数でしたが、本当に充実した有意義な時間を過ごすことができました
フィールドワーク後にソノマ郡からサンフランシスコへ移動
そして、翌朝、米国研修の最終日
今日は西九州大生の2人は、サンフランシスコを自由見学
ゴールデンゲートブリッジをはじめ、フィッシャーマンズワーフ(ピア39)やユニオンスクエア界隈をくまなく散策。
へとへとになるまで歩きましたが、疲れを忘れるくらい楽しい思い出になりました
今回の学校等の訪問先の選定について、コーディネートを務めてくださったダリル・ヤギ先生に心から感謝いたします。また、今回のフィールドワークについて、早稲田大学教職大学院の皆さまと合同で実施させていただけたこと、本当に有意義でした
ありがとうございました
カリフォルニアにまたいつか来たいです