国際心理学会議（The 31st International Congress of Psychology:ICP2016)は心理学者が集う世界最大規模の会議で、オリンピック同様４年ごとに実施されています。今年はパシフィコ横浜で「Diversity in Harmony:Insights from Psychology（多様性の中の調和：心理学からの洞察）」を大会テーマとして７月２４日～７月２９日まで開催され、世界１１０の国々から心理学者が集いました。


　　

　　
このICP2016で、「The potentiality  of collage therapy the beginning and development of collage therapy in Japan(日本におけるコラージュ療法の可能性)」をテーマにしたシンポジウムが行われました。イギリスのアートセラピストの第一人者であるローハンブトン大学のヤネック・ドゥボスキー博士をお招きし、森谷寛之教授（京都文教大学）、山上榮子教授（神戸学院大学）、西村喜文教授（西九州大学）がシンポジストとなり、西村教授は　"The developmental characteriscs of the collage expression"という題でスピーチし、コラージュ表現からの発達的アセスメントの可能性について説明しました。