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    2015.12.27
    【社会福祉学科】海外研修セミナー・9日目 その①(12/27)
タイでの研修もいよいよ最後になりました。
今日はチョンブリ県にある福祉施設を視察。
その後、バンコクへ戻り、買い物をし、
いよいよ帰国です。

ブラパー大学から車で
約一時間程度走ったところにある
福祉施設を訪問しました。
「ブンチュウさんの家」と名付けられたこの施設は
日本でいう児童養護施設と特別支援学校が合体したような施設です。
そのため、この施設の利用者は、
ダウン症、ろう者(児)、身体障がい等の症状を有しています。
また、親がいない子どもたちもいるそうです。

入所100名、通所50名の子どもたちが
一緒に支えあって生活をしています。

 

 

年齢層は幼児から40歳代までと幅広く、
幼稚園施設から障がい特性別に合わせた学級も併設されており、
それぞれの状態に合わせた支援を受けています。
しかし、タイの福祉制度もそんなに発展しているわけではなく、
政府からの支援はなく、利用料や国内外からの寄付で施設を運営しています。

また、この施設が運営するお店もあり、
この収益も施設運営に充てているようです。

他にも、利用者が栽培する農園や
運動機能の強化をするための運動場もあり、
学生たちも体験してきました。

日本からの訪問も快く受けていただき、
記念品(ブタの貯金箱???)もいただきました。
学生たちはこれをいっぱいにして
来年の海外研修で持って行ってもらおう!!等と
早速、自分たちにできる行動について話し合っていました。

 

 

 
 

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