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幼児保育学科

    イベント2018.05.28
    子どもの支援Ⅰ(基礎・実習)「前半基礎ユニット」が開催されました。
 5月19日(土)、西九州大学佐賀キャンパスにて、子どもの支援Ⅰ(基礎・実習)の「前半基礎ユニット」が西九州大学子ども学部、西九州大学短期大学部幼児保育学科合同で開催されました。
 本科目は、大学コンソーシアム佐賀が認定する「子ども発達支援士(基礎)」資格の取得を目指す学生が受講し、指定された科目の単位取得と、30時間の実習が必要となります。今回の「前半基礎ユニット」は、これから始まる実習に向けて基礎的知識を習得し、心構え等を共有することを目的に行いました。
 初めに、久野先生(子ども学部心理カウンセリング学科)の「発達障害に関する基礎講座」を受けました。発達障害児の特性や支援のポイントなどを分かりやすく示してくださり、また、久野先生のこれまでのご経験を交えたお話もあり、受講生は皆、熱心にメモをとりながら聞いていました。
 ユニット後半は、「これから子どもたちと接していくうえで大切にしたいこと」をテーマにグループワークを行いました。初対面のメンバーと自己紹介をした後、互いの意見を出し合いながら、各々が今後の実習における課題を見つけられたようでした。
 今回は、西九州大学子ども学部の学生19名、短期大学部幼児保育学科の学生27名が参加しました。受講生は「支援者同士の協力や子どもの気持ちを受け止めることが重要だと思った。」等の感想を持ったようでした。総評で久野先生がコメントくださったように、必要な知識をしっかり身に着けながらも「それぞれの感性を知識で曇らせることがないよう」に、発達障害児とその保護者の心に寄り添えるような保育者や教師を目指して頑張ってくれることを期待しています。