活動日時:令和元年9月3日(火)9時~14時半頃
場 所:天山多久温泉TAQUAホール
主 催 者:多久市地域包括支援課(おたっしゃ本舗多久)
対 象 者:多久市内で「いきいき百歳体操」に取り組む高齢者220名
活 動 者:2年生1名(食育ボランティアサークル)
活動内容:SATシステムを使った栄養指導の補助
「いきいき百歳体操」とは、介護予防のため開発された高齢者向けの体操です。
手首や足首に調節可能な重りをつけて負荷をかけながら、
イスに座ってゆっくりと手足を動かします。高齢者でも無理なくできる体操です。
筋力やバランス能力を高め、転倒しにくい体づくりを目指します。
多久市内では、20地区の高齢者がそれぞれにグループを作り「いきいき百歳体操」に取り組んでいます。その全体交流会が今年初めて天山温泉TAQUAにて開催されました
いきいきと健康的な生活を送るための体力づくりには、適度な運動と適切な食事は欠かせません。会場のエントランスにはSATシステムを使った栄養指導のコーナーが設けられ、健康栄養学科の2年生1名が、その補助にあたりました
データを見ながら管理栄養士さんにアドバイスをしていただきました
SATシステムのフードモデルは本物そっくりで種類も豊富にそろっており、
みなさん興味津々で献立を選んでいました
参加者は日頃食べている食事内容を選び、それがどのくらいのカロリーでバランスや塩分量はどうなのかをSATシステムで評価した後、管理栄養士さんのお話に耳を傾けていました。
そのほか、骨密度を測る体験コーナーや、適切な塩分量を知るコーナーもありました!
当日の昼食は、TAQUAの総料理長さんと多久市の管理栄養士さん(西九州大学健康栄養学部の卒業生です)が考案された減塩食「やさしい弁当」でした
本日の昼食 おしながき お弁当について説明
お弁当に使われた、減塩のお醤油とドレッシングは参加者へのお土産でした
この活動では、現役の管理栄養士の仕事ぶりを間近で見ることができ、アドバイスも含めて管理栄養士さんからいろいろなお話を聞くことができたので、参加した学生さんにとっても有意義な時間だったようです。
≪学生の感想≫
普段は高齢者と接する機会があまりないので、今日は良い機会だった。
普段の声が小さいので、高齢者が相手だとはっきり大きく話さないと相手に聞こえないと
いうことがわかった。みなさん話しやすくて楽しく活動することができた。
管理栄養士さんは、栄養価などを見て、何が足りないのか的確に指導していた。
これからも普段から講義をしっかりと受けて、将来のために頑張りたいと思う。
遠方での1日活動、お疲れさまでした