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活動報告

おぎ普茶料理食事会～秋～

活動日時：平成30年11月18日（日）　9時00分～16時00分
場　所　：小城市公民館晴田支館
活動内容：普茶料理の調理及び接待
お客様数：約60名
活動者数：1年生3名

｢普茶｣とは、｢普く大衆に茶を施す｣という意味であり、普茶料理は、江戸時代初期に中国から伝えられた禅宗の１つである黄檗宗の精進料理のひとつです。

　

普茶料理は、４人で１つの卓を囲み、大皿に盛られた物を各自が取り皿に取り分けて食べ、身分の上下の隔てなく楽しむ料理とされています。精進料理のため、肉や魚を使わずに、野菜や豆類、穀類を工夫して調理しています。

　

小城市では、祥光山星巌寺（しょうこうざんせいがんじ）の和尚が長崎で普茶料理を習得し小城鍋島家に伝えたものを、平成３年に復活させました。

　　　　　　　　　　　　　季節感あふれる、見た目にも美しい料理が並びます

　今回は男子2名、女子1名、計3名の1年生が参加してくれました

　
　　毎年、春と秋の年2回開催されているこちらの食事会ですが、今回は、参加申込者が募集初日で定員いっぱいになったそうです

　　60名以上のお客様に料理をふるまいますので、準備も大変そうですが、学生さんにとって学ぶことも多く、やりがいのある活動だったようです

　　
　　調理補助に盛り付け、そして配膳…最初は何をしていいかわからなかった学生さんも、「おぎ春香会」のみなさんから　
　やさしく手ほどきを受け、順調に作業を行いました

学生ボランティアの感想

指示されてから動くのではなく、積極的に手伝うことができればよかったと反省する点もあったが、普段できない体験が数多くできた。食べてもらう人のことを考えて調理する楽しさも学ぶことができ、とても良い機会だった。

　

調理補助のボランティアに初めて参加して、知識・技術等いろんなことを学ぶことができた。手が空いた時にサッと次の行動に移ることができなかったが、春香会のみなさんに、やさしく丁寧に教えていただき、楽しく学ぶことができた。次回も参加してみたい。

　　

調理から配膳まですべてを行い、お客様を思いながら活動することが大切だと思った。普茶料理は肉や魚を使わないので、ウナギの身は豆腐で、ウナギの骨はゴボウと生姜の繊維を使って再現していて、すごいと思った。活動はとても楽しかった。

　
　　
　　この日、3人の学生さんたちは、電車の都合で1時間も早く会場入りして、長時間活動してくれました

　
　　「おぎ春香会」のみなさんには、当日の学生さんの送迎まで引き受けていただきました。
　　
　　お互いに支え合いながら、いろいろな活動は成り立っていくのですね。
　　　
　　　　　　　　　「おぎ春香会」のみなさま、そして、ボランティアに参加してくれた学生さん、
　　　　　　　　本当にありがとうございました！
　

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